株式市場は19日朝、買い先行で始まり、本稿執筆時点でこう着状況となっている。米国市場は18日、NYダウが55ドル安、ナスダックは111ポイント高となったが、その中で暗号資産関連での物色が強まった。
例えば、ミームコイン政府効率化省(DOGE)が話題となっているイーロン・マスク氏がCEOを務めるテスラ。テスラの上昇はナスダック指数を押し上げ、シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の3万8340円。円相場は1ドル154円60銭台で推移している。
Sponsored日経225先物はナイトセッションで開始後ほどなくして3万8140円まで下げる場面もみられたが、米国市場の取引開始後にリバウンド基調が強まり、一時3万8530円まで買われた。
トランプ氏SNS企業、英暗号資産取引バクト買収へ
また、トランプ次期米大統領のSNS「トゥルース・ソーシャル」を運営する企業、トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)が、英暗号通貨取引プラットフォーム企業バクトを買収に向けて最終交渉を行っているとの報道を受けて、バクトHDは162%超の急伸となった。
東京市場においてもマネックスGなど暗号資産関連銘柄に、個人投資家を中心に資金が集中しそうとの見方も出ている。