Trusted

KAVAトークンが40%近く急騰|メインネットアップグレード受け

4 mins

レイヤー1ブロックチェーンKAVAはこのほど、17日に控えるメインネットアップグレード「KAVA13」を背景に、過去1週間で40%近くの上昇を見せている。

Kava 13のアップグレードは、新たなKava EVM 2.0を中心とする拡張性向上が目的。Kava EVM 2.0は、トラフィックの増加に対応し、コスモスイーサリアム間でのデータ交換をスムーズに行う。トラフィックとは、ネットワーク上を行き来するデータの量を指す。これにより、メタマスクなどのウォレットから大量のデータ要求を迅速に処理し、他のプロトコルの導入をスムーズに行える。

新しい内部ブリッジの導入により、コスモスとイーサリアム間の連携が容易になり、ウォレット、dApps(分散型アプリケーション)、資産の利便性が向上する。Kavaのコミュニティが新しいプロトコルをサポートする方法について、より自由と柔軟性を持つことが可能になる「戦略的ヴォルト」の大幅なアップグレードが行われる。ヴォルトとは、Kavaのエコシステム内で使用される資産を管理するための安全なストレージのことで、このアップグレードにより、Kavaのコミュニティは自身の財源を任意のKavaプロトコルに展開できるようになる。これにより、流動性の供給、資産の交換、ポートフォリオの多様化など、より多様な機能が可能となる。

画像:BeInCrypto

同アップグレードを受け、ネイティブトークンのKAVAが急騰。過去1週間で40%の上昇を見せた。しかし、現在は早期利益確定動きが見られ、17日のアップグレードを前に7%弱の下落を見せている。

KAVAとは

Kavaは、イーサリアムとコスモスの間でシームレスな連携を実現するレイヤー1ブロックチェーン。複数の暗号通貨を使用し、ユーザーが従来の仲介者を介さず資産の貸借り可能だ。ネットワークのセキュリティや機能にはKAVAトークンが重要で、重要なガバナンス投票にも利用される。暗号通貨トラッキングサイトのコインマーケットキャップによると、同コインは現在、時価総額ランキング86位に位置している。

ベスト暗号資産取引所
Bitget Bitget 見る
Phemex Phemex 見る
Margex Margex 見る
Bybit Bybit 見る
Coinrule Coinrule 見る
ベスト暗号資産取引所
Bitget Bitget 見る
Phemex Phemex 見る
Margex Margex 見る
Bybit Bybit 見る
Coinrule Coinrule 見る

Follow us on:

X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル

免責事項 - Disclaimers

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

Shota-Oba.png
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
詳しい経歴を読む
スポンサー
スポンサー