戻る

先物トレーダー、14%の価格急騰にもかかわらずミームコアの上昇に賭けず

editor avatar

編集:
Shota Oba

20日 8月 2025年 17:30 JST
Trusted-確かな情報源
  • M社の14%の上昇は市場全体の下落と対照的だが、テクニカル指標の弱気ダイバージェンスが勢いの弱まりを示している。
  • チャイキン・マネー・フロー(CMF)は資本流入の減少を示しており、価格が上昇を維持するのが難しい可能性がある。
  • マイナスの資金調達率は、先物トレーダーの間で強い弱気の感情を示し、潜在的な下振れリスクを指摘している。
プロモーション

暗号資産市場は下落基調が続き、投資家心理に重しとなっている。しかし、ミーム資産に特化した初のレイヤー1ブロックチェーン「MemeCore」のネイティブコインMは本日14%上昇し、目立った値動きを示した。

もっとも、オンチェーンおよびテクニカル指標は、このラリーが持続する可能性に疑問を投げかけている。

Mの価格急騰、ショート圧力に直面

Mの日足チャートは懸念材料を示す。価格は上昇しているが、資金流入出を測るChaikin Money Flow(CMF)はゼロを下回り、下降傾向にある

Sponsored
Sponsored

トークンのテクニカル分析と市場の最新情報: より詳細なインサイトを知りたい方は、編集者ハーシュ・ノタリヤによるデイリー暗号資産ニュースレターに登録を

M CMF.
M CMF 出典: TradingView

これは典型的な弱気ダイバージェンスを示し、買い圧力に比べて資金流入が細っていることを意味する。価格は上昇しても資金が伴わなければ持続性は乏しい。

先物市場でも同様の兆候が見られる。Coinglassのデータによれば、Mのファンディングレートは-0.99%と38日ぶりの低水準に落ち込んだ。

M Funding Rate
M Funding Rate 出典: Coinglass

ファンディングレートがマイナスということは、ショート(売り)ポジションが優勢であり、ロング(買い)トレーダーが資金を支払っていることを示す。デリバティブ市場では弱気予想が支配的だ。

需要がラリーを救えるか

広範な市場下落に逆行してMは上昇したが、流動性の低下とショート圧力はラリーの持続性に疑問を残す。買い手が疲弊すれば、Mは0.4105ドルまで急落するリスクがある。

M Price Analysis.
M 価格分析 出典: TradingView

一方で、強い需要が入れば0.4736ドルを上抜ける余地もある。ただし、決定的な資金流入がなければ反発は限定的となる可能性が高い。

免責事項

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。