会話型AI構築プラットフォーム「miibo」が5日、純国産大規模言語モデル「PLaMo Prime」への対応を開始した。日本語ベンチマークにおいてGPT-4を超える世界最高クラスの日本語性能を持つLLMと、実用的な会話型AI構築プラットフォームの連携により、国内のAI活用を加速させると見られる。
miiboは、プログラミング不要で実用的な会話型AIを構築できるプラットフォーム。
特徴は素早い実装・実証実験・効果検証・ブラッシュアップなど、開発の一連のPDCAをノーコードで素早く何度でも回せることで、問い合わせチャットボットや社内制度回答ヘルプデスク・実在する人物のAI化など、様々なユースケースを持つ。
SponsoredPLaMo Primeは、PFNグループがフルスクラッチで開発する純国産の大規模言語モデル(LLM)PLaMo™ のフラッグシップモデル。世界最高クラスの日本語性能を持っているとされている。
既存モデルをベースにせず、独自に開発され、日本語の応答や日英翻訳において優れた性能を発揮し、主要な日本語ベンチマークではGPT-4を超える精度を記録している。
PLaMo Primeとの連携で最高峰の純国産LLM誕生か
miiboとPLaMo Primeの連携により、以下のようなメリットが期待されている。
- 高品質な日本語対応:PLaMo Primeの優れた日本語処理能力により、より自然で正確な日本語での会話が可能に
- 安心のデータ管理:両サービスとも国内企業が開発しているため、データの取り扱いに関する懸念が軽減
- カスタマイズの柔軟性:miiboの使いやすいインターフェースとPLaMo Primeの高度な言語理解能力を組み合わせることで、多様なニーズに対応したAIソリューションの構築が可能に
- イノベーションの促進:国産技術の連携により、日本の特性に合わせたAIソリューションの開発が加速することが期待できる