Ordinalsプロトコル内のビットコインネットワーク上で動作する暗号通貨ORDIは14日、市場でトップゲイナーの１つ。BTC価格は6万ドルの大台を維持するのに苦労している。
パフォーマンスの乖離は、ORDIが強い相関性を共有しているにもかかわらず、BTCから切り離されている可能性を示唆している。何がこれを煽っているのだろうか？
SponsoredORDIにビットコインなし、問題なし
最初のBRC-20トークンであるORDIは、2023年3月のローンチ後に大きな注目を集めた。ビットコインのブロックチェーン上に構築されたORDIの価格は、BTCの動きに密接に追随してきた。例えば、2024年3月にBTCが史上最高値まで急騰したとき、ORDIもピークを迎え、96.31ドルに達した。
しかし、このようなパフォーマンスを示しているBRC-20トークンはORDIだけでなく、1000SATS（SATS）も同様の傾向を経験している。現在、ORDIの価格は30.83ドルで、過去24時間で8.20％の上昇を記録している。
価格と並んで、オープンインタレスト（OI）も上昇している。オープンインタレストはデリバティブ市場における未決済のコントラクトの価値を表しています。OIの増加は暗号通貨に関連する投機活動の急増を示し、減少はネットポジションの減少を示唆する。
取引の観点からは、OIがORDIの価格とともに上昇すれば、上 昇トレンドが続く可能性が高い。しか し、トレーダーがポジションを解消し始めた場合、OIの減少に よって進行中のトレンドが弱まる可能性がある。
ORDIの場合、建玉は最近の勢いを維持するのに苦労しているようで、トレー ダーがネット・ポジションを増やし続けない限り、上昇トレンドが失速する可能性を示唆している。
ORDI価格予測：36ドルか26ドルか？買い手が選ぶ
OIの減少にもかかわらず、日足チャートはトークンの下落ウェッジの形成を示 している。下落ウェッジは強気のテクニカルパターンで、下降トレンドが勢いを 失ったことを示唆する。2つの下向きの斜面が特徴で、買い手が市場に参入し始めると、強気の検証 が現れる。
Sponsoredしかし、マネーフロー指数(MFI)は、最近の上昇にもかかわらず、中立ラインの下にある。これは、一部のトレーダーがORDIを買 っていることを示唆しているが、上昇を維持するには圧力が十分でない可能性がある。
マネーフローが増加すれば、ORDIの価格は36.10ドルの上値抵抗線に接近する可能性がある。しかし、買い圧力が低下すれば、この仮説は無効となり、26.75ドルまで下落する可能性がある。
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また、市場参加者はビットコインに注意する必要があるかもしれない。ORDIが再びBTCとの相関関係に戻れば、このコインの動きは暗号資産の次の方向性に強い影響を与えるかもしれない。
