ビットコイン(BTC)上で音楽制作可能なエンジン「Descent Into Darkness Music Engine」はこのほど、ビットコインブロックチェーン上にローンチされた。いくつかのキーワードを入力することで、オーディナルズの所有者だけでなく、誰でも即座に音楽トラックを生成可能となる。
同エンジンは10のエディションがミントされ、個々のオーディナルズとして販売された。開発者Ratoshiによって作成された同エンジンは、オープンAIのChatGPTを使用して開発。オーディナルズの最近技術である「再帰的記録」(recursive inscriptions)という、ビットコインブロックチェーン内で新たに可能となった機能使用している。これは、ブロックチェーンに既に記録された情報を他の記録からも参照でき、ビットコインのブロックチェーン内でデータのやり取りが可能にする機能だ。これにより、ビットコインの記録のストレージ制限(4MB)を超える大規模なプロジェクトも実現できるようになった。開発者は、この再帰的記録の仕組みを使って、一度記録したコードを再利用でき、それを用いた新たなプロジェクトでは小さなHTMLファイルを記録するだけで済むため、記録にかかるコストを大幅に削減できる。
オーディナルズ上でローンチパッドを提供するLuminexは3日に新プロトコルBRC69を発表していた。このプロトコルも再帰的記録を活用し、ガス代の大幅な低下を提供する。オーディナルプロトコルが導入された1月以降、14.6万以上のオーディナルズが記録(インスクリプション)されている。
Follow us on:
X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル
免責事項 - Disclaimers
当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。