ポリゴン(MATIC)の開発元であるポリゴンラボは21日、OpenAIのGPT4を搭載したAIチャットボット「Polygon Copilot」のベータ版をローンチした。
Polygon Copilotはポリゴンのホワイトペーパーに基づき学習し、ユーザーの知識レベルに対応した情報を提供。初心者から上級者向けまで、各種トピックを質問できる。「degen」モードでは、NFT、DeFi(分散型金融)、ウォレットに関わる洞察や分析も提供する。
BeInCrypto JapanがPolygon Copilotをテストした結果、MATICの価格は適切に回答。一方、現在のウォレット残高データの取得はできないもよう。ポリゴンラボは、スパム防止のためにユーザーが送信できるリクエスト数(クレジット)に制限を設けている。ユーザーはパートナーのオファーなどを通じてより多くのクレジットを獲得できる。クレジットは毎日更新される。ユーザー自身のOpenAI APIを入力することで無制限のクレジット取得も可能だ。Polygon CopilotはOpenAIのGPT-4によって動作するが、設定ではGPTの他のバージョンも使用できる。同サービスはNFT事業を行うLayer-Eによって開発された。
暗号資産業界ではチャットボット導入の動きが見られ、バイナンスは4月に「Sensei」アプリを、ソラナ(SOL)は5月にChatGPTプラグインを立ち上げた。アバランチ(AVAX)の開発元Ava Labsも20日にOpenAIのChatGPTを使用したAIチャットボット「Ava GPT」のベータ版をローンチしていた。
ポリゴンのネィティブトークンMATICの現在の価格は0.68ドル、日足で5.7%高騰している。ビットコインの3万ドルへの回帰を受け、上昇したと見られる。
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