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PUMP、バイナンスとアップビット上場も下落

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編集:
Shota Oba

12日 9月 2025年 00:44 JST
Trusted-確かな情報源
  • BinanceとUpbitへの上場でPUMPの知名度は向上したが、トークンの価格は予想に反して上昇せず下落した。
  • 取引量は24時間で73%急増し、利益確定がPUMPの価値の短期的な下落を引き起こしている可能性がある。
  • 自社株買いや提携の噂が上昇を促したが、アナリストはトークンの最近の勢いが脆弱なままである可能性があると警告している。
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バイナンスとアップビット、2つの大手国際取引所が今朝PUMPを上場すると発表した。しかし、この強気材料にもかかわらず、トークンの価格は数時間にわたり下落を続けている。

取引量は約73%増加しており、利益確定売りが上昇分を打ち消している可能性がある。ただし複数の要因が絡んでおり、確実な説明は難しい状況だ。

バイナンスとアップビットがPUMPを上場

Pump.funのPUMPトークンは、ここ数日で大幅に上昇していた。背景にはクリエイターフィー制度の更新による取引活発化がある。さらに今朝、バイナンスアップビットがPUMP上場を発表し、大きな注目を集めた。

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ところが発表直後、PUMPの価格は逆に下落した。

PUMP Price Performance
PUMPの価格推移 出典:CoinMarketCap

通常、大手取引所上場はトークン価格を押し上げるが、PUMPはその効果を十分に享受できていない。直近数日も強気材料が複数あったにもかかわらずだ。

考慮すべき重要な要因

例えばPump.funは、9月に約2,000万ドル規模のトークン買い戻しを実施。また、共同創業者ノア・トゥイーデール氏がインタビューで暗号資産トレジャリー(DAT)との提携観測を示唆するなど、市場の期待を高めていた。

こうした強気材料の積み重ねが、急騰を支えてきた。

しかしアナリストは、上昇基盤が脆弱である可能性を指摘している。実際、バイナンスとアップビット上場発表後、取引量は過去24時間で約73%増加。小口投資家の利益確定売りが短期的な下落を招いたとみられる。

現状では、下落が取引所上場と直接関係しているかどうか断定は難しい。ただ、取引量の増加は市場関心の高さを示しており、時間が経てば強気モメンタムが再び生まれる可能性もある。

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