シバリウム、ブリッジでイーサリアム170万ドルが回収不能の噂を否定

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イーサリアム(ETH)のレイヤー2ブロックチェーン「シバリウム」で17日、トランザクション処理に遅延が発生した。この時、「170万ドル相当のイーサリアムが滞留している」との噂が出回った。柴犬コインのShytoshi Kusama主任開発者は同日夜に公式ブログを更新。シバリウムのブリッジに問題はなく、ユーザー資金が安全であることを強調した。

暗号資産(仮想通貨)柴犬コイン(SHIB)が開発したL2ブロックチェーン「シバリウム」は16日にメインネットをローンチ。17日朝の時点でX(旧ツイッター)を中心にKusama氏がテレグラム上で投稿したとされる「ブリッジされたETHを回収できない」というメッセージのスクリーンショットが出回り、「170万ドル相当のイーサリアムがロックされている」との噂も確認されていた。

「シバリウムのブリッジでイーサリアム回収不能」発言はFUD

柴犬コインのコミュニティで活躍する暗号資産インフルエンサーLUCIE氏は17日夜、噂になっていた「ブリッジされたETHを回収できない」という画像についてコメント。「この投稿はシバイヌ・エコシステムを傷付けようとする嘘の投稿だ」と断言し、一連の噂がFUD(悪い噂)であるとした。

Kusama氏が同日夜に更新したブログ記事では、トランザクションが詰まった原因について「シバリウムの技術的問題ではなく、メインネットのローンチに伴い、大量のユーザーが流入したため」と説明。具体的にはメインネット稼働から15分で1000ETH(約168万8000ドル)、および60万BONE(約73万2000ドル)がシバリウムのブロックチェーンに入金されたとしている。

Kusama氏はユーザーの資金は安全であるとし、「FUDは全て無視して、公式リンク以外はクリックしないように」と注意喚起を行った。なお、シバリウムのブロックチェーン分析ツールSHIBSCANでは、シバリウムが現在は正常稼働していることを確認できる。シバイヌ価格は現在、前日比8.76%減の0.00000838ドル。直近2週間の上がり幅を全値押しした。

直近1カ月のシバイヌ価格(BeInCrypto Japan
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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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