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柴犬コイン(Shiba Inu)バーンの仕組みを解説

24 mins

柴犬コインは、2020年に誕生した、イーサリアムブロックチェーン上で動作するメジャーな暗号通貨のひとつです。その特徴のひとつとして、コミュニティ主導で積極的に焼却が行われていることが挙げられます。焼却とは、既に発行された暗号通貨を流通から永久に消滅させること。柴犬コインの場合、焼却によって供給量が減少し、希少性が向上することで、価格上昇につながることが期待されています。

本記事では、柴犬コイン焼却の仕組みについて、詳しく解説します。柴犬コインに興味がある人や、暗号通貨の焼却について知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。

柴犬コインとは?

柴犬コインは、2020年7月にドージコインを模倣して作られた暗号通貨で、ドージコインは、2013年に誕生した、犬の顔が描かれたミームを元にしています。

2021年にイーロン・マスク氏がドージコインに言及したことがきっかけで注目され、価格が急騰しました。ほかにもSNSやインフルエンサーによる言及が増える中、多くの個人投資家が参入。これにより、短期間での価格の大幅な上昇が見られました。

また、主要な暗号通貨取引所での取り扱い開始も、価格上昇の要因となっており、DeFiNFTマーケットプレイスなどの開発が進められ、すでに多くのファンを獲得しています。

暗号通貨の焼却(バーン)とは何か?

暗号通貨の焼却(バーン)とは、既に発行された暗号通貨を流通から永久に消滅させることです。これは、通常、対象となる暗号通貨をバーンアドレス、つまり暗号通貨を二度と取り出すことができないウォレットに転送することで行われます。ただし、デッドウォレット(休眠ウォレット)とは異なります。デッドウォレットは数年間使用されていないので、トランザクションの送受信はできません。

焼却の仕組みは、以下の通りです。

  • トークンの開発者や採掘者は、誰も使えないウォレットへトークンを送金
  • 送金先ウォレットの秘密鍵は誰も知らないため、焼却されたトークンは二度と引き出せない

トークンの焼却には、まずnullアドレスにトークンを送ります。nullアドレスは、暗号通貨の流通から排除するトークンを受け取る目的で作られたアドレスです。

例えば、イーサリアムやEVM互換チェーン(アービトラム、ポリゴン、BSCなど)で人気のあるバーンアドレスは0x000000000000000000000000dEaDです。

Nullアドレス: etherscan.io

上記暗号文では、最後の4文字が 「dEaD」で終わっていますが、偶然そうなったわけではありません。前述のnullアドレスはバニティアドレス(人間にも読める文字が少しあるアドレス)で、作成者が意図的にパラメータを選んでいます。

トークン焼却には、複数のアドレスが使用されます。これは暗号通貨を互換性のないアドレスに送って、永久に流通から排除するという目的のためです。

暗号通貨焼却の目的は?

Shiba Inu

なぜ暗号通貨を焼却する必要があるのでしょうか?実は、トークンやコイン焼却のプロトコルを設計する理由が以下のように数多く存在しています。

シビル・プロテクション(Sybil protection)

  • ブロックチェーンの一部では、ブロック作成者を選ぶ方法としてコインの焼却プロセスが用いられている。プルーフ・オブ・ワークプルーフ・オブ・ステークの機能と同じく、プルーフ・オブ・バーンは誰がブロックチェーンを更新し、ブロック報酬を受け取るかを決定する。

リベーストークン(Rebase tokens)

  • コイン焼却によって循環供給量をリベースまたは調整するトークン。このメカニズムは、アルゴリズムに基づくステーブルコインに最も多くみられる。
  • このプロトコルでは、需要と供給をコントロールして価格を決定するために、トークン供給を膨張・収縮させたりする。

ステーブルコイン

  • USDT、USDC、BUSDなどのステーブルコインは、コインを焼却してドルに換金する。
  • ステーブルコインの発行元(TetherやCircleなど)にドルを渡すと、ステーブルコインに交換される。逆にドルに換金するにはステーブルコインを返却する。
  • 返却されたステーブルコインは焼却される。これは、流通しているすべてのステーブルコインを(法定通貨と)1:1の比率に保つためである。

ラップドトークン(Wrapped tokens)

  • ドルを渡してステーブルコインを受け取るのと同じように、暗号通貨を渡して別の暗号通貨を受け取ったときに、受け取った暗合通貨の値に固定されるトークン。これは、異なるブロックチェーン上や分散型アプリケーション上で行われ、またステークした暗号通貨やLP(流動性提供者)報酬のIOU(暗号通貨の現物と交換できるトークン)として用いられる。
  • ラップドトークンを返却して暗号通貨や報酬を受け取るとき、トークンは焼却されるか、「アンラップ 」(元の資産の価値を償還)される。

暗号通貨の価値を高める

  • 一部のトークンやコインは、供給量の価値を高めるために、総供給量の一部を焼却する場合がある。これは需要と供給に基づく。
  • 商品やサービスの供給が減ると、需要が増え、購入時の支払い価格が上昇する、という仕組みと同じである。

柴犬コインのトークノミクス

柴犬(SHIB)の株価予想

柴犬コインエコシステムは、3つのERC-20トークン:SHIB、BONE、LEASHで構成されています。LEASHは当初、ドージコインと連動するリベーストークンでしたが、リベース機能を停止し、現在最大供給数は107,646です。BONEは、コミュニティ内でメンバーが提案の投票権を持つガバナンストークンです。

SHIBはミームコインです。この種のコインに共通の特徴は、総供給量が過大であることです。大半のミームコインは、総供給量が数十億から数兆の規模となっています。このため、1ドル未満ないし1セント未満の価格で取引される傾向にあります。ちなみに柴犬コインの公開当初の総供給量は、1兆SHIBトークンでした。

加えて、独自のレイヤー2ブロックチェーンシバリウムの再稼働を正式に発表しました。シバリウムとは、柴犬コインのエコシステムを拡張するための新しいブロックチェーンプラットフォームで、柴犬コインの取引速度やセキュリティを向上させる目的で開発されました。

シバリウムの特徴は以下です。

  • 柴犬コインのエコシステムにおける中核的な役割を果たす
  • 柴犬コインを手数料として使う
  • PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用する

シバリウムの開発によって、柴犬コインのトークノミクスがより加速し、大きな経済圏が出来つつあります。

柴犬コインに焼却が必要な理由

柴犬コインは2020年8月、Ryoshi (仮名)他数名によって作成されました。翌年5月に作成者たちが、柴犬コインの供給量の半分をイーサリアム共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏に送ったことが大きな出来事となりました。同氏は保有する柴犬コインの90%を焼却しましたが、それは総供給量(約410兆トークン)の40%以上に相当するものでした。

柴犬コイン価格は、ブテリン氏がSHIBトークンを焼却してから40%近く上昇したので、同コインの作成者たちは、トークン価格が0.01ドルになるようトークン焼却を決断しました。誠実なトークン保有者に報いるためでした。こうした動きの背景には、総供給量が巨大で、わずかなドルを求めるトークン数が多すぎたという経緯があります。

仮に、SHIBトークンにビットコインと同じ時価総額があったとしたら、上記目標価格に達するには、SHIBトークンの最初の総供給量の約95%を焼却しなければなりません。ただしその場合でも、55兆SHIBトークンの供給量が残ることになります。

柴犬コイン焼却の仕組み

他の多くのプロトコルと異なり、SHIBトークンを焼却する際の標準的システムはありません。柴犬コインのバーンレート(焼却率)は、すべてコミュニティが主導します。そのため、コイン保有者が自身のコインには手をつけずに、コイン焼却ができる巧妙な方法が数多くあります。以下はそのキーワードです:

  • 音楽
  • ゲーム
  • 店頭販売
  • 広告
  • ユーチューブ

例えば、誰かが音楽ストリーミングや検索エンジンサービスを利用するとします。サービス提供者は、広告収入が得られるので、それをもとにSHIBトークンの焼却が可能となります。同じように、ゲームに興じたり、音楽やYouTubeの視聴、商品の購入などがあれば、その収益をもとにSHIBトークンの焼却が進められるという仕組みです。

柴犬コインの焼却ポータルとその仕組み

前述のRyoshiの協力で作られた、焼却に関するポータル「ShibBurn」は、SHIBトークンの焼却と引き換えに、別のトークンを報酬としてユーザーに提供しています。ただしその後、Ryoshiとの縁は切れ、Shib開発チームが同ポータルを引き継ぎ、ShibSwapへと統合しました。

SHIBトークン保有者は、ポータル公開後の5日間で200億のトークンを焼却しました。ShibBurnでは、保有者はSHIBトークンを指定した焼却アドレスに送信できます。

ShibBurnは、前述のブテリン氏が2021年5月に行った67億ドルのSHIBトークン焼却からヒントを得ました。同ポータルには3つの焼却用アドレスがあり、1つはブテリン氏が自分のSHIBトークン焼却に使ったのと同じアドレス、もう1つはShibaSwap上場に使用されているのと同じアドレス。3番目は「ブラックホール」アドレスと呼ばれるイーサリアム・ジェネシス(Ethereum genesis)のアドレスです。

柴犬コイン焼却のメリットは?

柴犬コイン焼却のメリットは、大きく分けて以下の2つです。

  • 供給量の減少による価値の向上
  • コミュニティの活性化

柴犬コイン焼却のメリット①:供給量の減少による価値の向上

柴犬コインの総供給量は、当初1兆SHIBでしたが、2023年12月現在では599兆SHIBまで減少しています。これは、コミュニティ主導でさまざまな方法で焼却が行われていることによるものです。

供給量が減少することで、希少性が向上し、価格上昇につながる可能性があります。実際、2021年10月から2022年1月にかけて、柴犬コインの価格は約100倍に上昇しました。これは、焼却によって供給量が減少したことが要因のひとつと考えられています。

柴犬コイン焼却のメリット②:コミュニティの活性化

柴犬コインの焼却は、コミュニティ主導で行われています。焼却に参加することで、コミュニティに参加しているという実感や一体感を得ることができます。

また、焼却はコミュニティの活動のひとつとして、話題性や注目度を高める効果もあります。コミュニティの活性化は、柴犬コインの認知度や人気を高め、価格上昇につながる可能性があります。

柴犬コイン焼却は効果があるか?

SHIBトークンが1ドルに達するまで、24年から7,000年かかるという試算もありますが、そうなるともはや長い待ち時間というレベルではありません。SHIBトークンは、柴犬コインのバーンレートを上げるような大きな刺激を与えなくても、上昇が期待できるものです。

ただし数千ドル相当のSHIBトークンを焼却して、数十億ドルの時価総額にインパクトを与えられると信じ込むのは、少々楽観的すぎるでしょう。ただし、ブテリン氏が供給量の半分近くを一掃した後に、価格の急騰が止まらなかったことを考えると、需要と供給の経済法則にはあらためてメリットがあるといえるのではないでしょうか。

柴犬コインが購入できる国内取引所

柴犬

柴犬コインが購入できる国内取引所について解説します。

  • bitFlyer(ビットフライヤー)
  • BITPOINT(ビットポイント)
  • SBIVCトレード
  • Binance Japan(バイナンスジャパン

柴犬コインは、ミームコインとしての人気が高まっており、今後の動向が注目されています。国内取引所では「bitFlyer、BITPOINT、SBIVCトレード、Binance Japan」の4つの取引所に上場しています。

柴犬コインの焼却に関するよくある質問

柴犬コインの焼却量は今後どれくらいになる?

一日当たりの柴犬コインの焼却量は?

柴犬コインでは十分な数のトークンが焼却されているか?

柴犬コインはトークン焼却で1セントに達するか?

2023年には柴犬コインはどれくらい焼却されるか?

柴犬コインは毎日焼却されている?

SHIBトークンはどのくらい焼却される必要があるか?

まとめ:柴犬コインの焼却は、トークンにとって不可欠

柴犬の価格

本記事では、柴犬コイン焼却の仕組みについて、詳しく解説しました。暗号通貨の焼却(バーン)とは、トークンの開発者や採掘者が、流通しているトークンやコインを流通から排除する現象のこと。トークンの開発者や採掘者は、誰も使えないウォレットへトークンを送金、送金先ウォレットの秘密鍵は誰も知らないため、焼却されたトークンは二度と引き出せない仕組みです。

焼却は、供給量が減って希少性が高まると、暗号通貨の価格が上昇したり、安定したりすると考えられています。柴犬コインの焼却は、トークン経済圏にとって不可欠な要素であるといえます。今後も柴犬コインと柴犬コインの売却に注目しておきましょう。

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Ikkan Kawade
2020年よりBTC投資をはじめる。同時に、暗号資産ブログとSNSの運用を開始。DeFiでの資産運用・Play to Earnゲーム・国内NFTへの投資も積極的に行う。メタバースに深い関心があり、「メタバースへの移住」が目標。
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