米国証券取引委員会（SEC）は12日、ソラナを含む複数のアルトコイン上場投資信託（ETF）の決定を延期した。
この動きは、SOLに対する投資家の感情をさらに悪化させており、現物市場での大規模な流出が続いている。
ソラナ投資家、SEC遅延で撤退＝24時間以内に1600万ドル流出
3月11日に行われた一連の提出書類で、SECは主要資産に関連する複数のETFの決定を延期する計画を発表した。その中にはSOLも含まれている。規制当局によれば、提案されたルール変更を検討するために「より長い期間を指定した」とのことだ。これにより、ETFが運用可能になる。
これにより、SOLに対する弱気の感情が悪化している。過去24時間で現物市場から1643万ドルが流出しており、7日連続の流出となっている。これまでに流出額は2.5億ドルを超えている。
資産がこのように現物流出を経験すると、投資家は保有を売却している。この傾向は、SOLの短期的な価格回復に対する信頼の欠如を反映しており、トレーダーはさらなる損失を防ぐために利益を現金化している。
さらに、SOLの移動平均収束拡散（MACD）指標は、日足チャートでこの弱気の見通しを支持している。本稿執筆時点で、コインのMACDライン（青）はシグナルライン（オレンジ）の下にある。
資産のMACDは、価格のトレンドとモメンタムの変化を測定し、MACDライン、シグナルライン、およびヒストグラムの変化に基づいて買いまたは売りのシグナルを識別する。
MACDラインがシグナルラインの下にあると、市場は弱気トレンドにある。これは、SOLの売却が市場参加者の買い活動を上回っていることを示し、さらなる価値の下落を示唆している。
ソラナは分かれ道に＝$126維持か$110に下落か？
SOLは本稿執筆時点で126.82ドルで取引されている。買い圧力が弱まる中、110ドルまで下落するリスクがある。これは2024年8月に最後に達した低水準だ。
しかし、買い活動の強い復活があれば、これを防ぐことができる。そのためには、SOLが135.22ドルで強いサポートフローを確立する必要がある。成功すれば、価格は138.84ドル以上で取引される可能性がある。
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