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トランプ米大統領の関連口座、ストラテジー株を急騰前に購入

  • トランプ氏の口座は6月にマイクロストラテジー株を売却し、7月下旬に再び購入した。
  • ストラテジー株は7月24日の購入以降、約83%上昇している。
  • トランプ・オーガニゼーションによると、社外の運用者が取引を行ったという。
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トランプ米大統領の保有口座が、6月から7月初旬にかけてストラテジー(旧マイクロストラテジー)の株式を売却していた。その数週間後に買い戻しを行い、株価はその後約83%上昇した。

9月22日に公開された米連邦倫理局の提出書類では、同株の買い戻しが明らかになった。ストラテジーは最大のビットコイン保有企業のため、株価はビットコインの動向に連動して上下しやすい。

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トランプ氏の口座が売却・買い戻しに至った経緯

売却は6月に始まった。6月23日と24日に口座からストラテジー株が売却され、総額は1万6002ドルから6万5000ドルだった。2日後、株価は夏場の最安値となる81.81ドルまで下落した。

新たに公開された政府倫理局の報告書では、7月の取引総数が1156件だったと、ビットコイン・トレジャリーズが伝えている。同報告書には7月8日に追加で1回、1001ドルから1万5000ドル相当のストラテジー株を売却した記録も含まれる。

その後、買い戻しが始まった。7月24日には1001ドルから1万5000ドル分を、7月27日には5万1ドルから10万ドル分を買い増した。提出書類はドルレンジのみを記載し、株数や価格は明記されていない。

ストラテジーの終値は、7月24日が91.67ドル、9月22日が167.33ドルだったと、ストックアナリシスがまとめている。これは、政治家の取引を追跡するクイバー・クオンティテイティブが指摘した83%の上昇に相当する。

7月27日の大口買いは、終値98.65ドル時点で購入されたものの約70%上昇している。

7月のストラテジー株が割安だった理由

7月、ストラテジーはビットコインの追加購入を停止していた。保有量は84万3775BTCで、新株発行による資金調達を優先していた。

投資家の関心も減少傾向だった。ストラテジー自身のデータによれば、7月の1日平均売買代金は17億ドルで、2026年最低水準だった。9月には36億ドルへ回復している。

2026年の月間平均日次売買代金とオプション建玉を示すストラテジーのチャート。トランプ氏によるストラテジー株買いが7月の安値で行われたことがわかる 出典:Strategy
2026年の月間平均日次売買代金とオプション建玉を示すストラテジーのチャート。トランプ氏によるストラテジー株買いが7月の安値で行われたことがわかる 出典:Strategy

ビットコイン価格はその後、1枚あたり8万6423ドル近くまで回復。ストラテジーはビットコイン買いを再開し、9月21日時点で84万6000BTCを保有している。

実際に取引を執行したのは誰か

トランプ・オーガニゼーションによれば、外部運用会社が口座の管理を担っているという。

「トランプ大統領も家族もトランプ・オーガニゼーションも、特定投資の選定や指揮、承認には関与していない」と、CBSは報じている。

ストラテジー株の購入額は、7月全体の売買代金(7900万ドルから2億7000万ドル)と比べれば小規模にとどまる。ただし、エリザベス・ウォーレン上院議員とロバート・ガルシア下院議員は、8月の書簡でこうした取引のタイミングを疑問視した。

現在の保有状況は提出書類に記されていない。次回の報告書では8月分がカバーされる見通し。

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