米起業家のイーロン・マスク氏は24日、買収したツイッターのロゴを青い鳥から「X」に変更した。なお、マスク氏は23日時点で新たな「X」ロゴを自身のツイッター上で公開し、ツイッターからX.comへのブランド変更を発表していた。
マスク氏は2022年10月にツイッター社(当時)を買収完了。23年4月までに、自身が運営する非公開企業のX社(X Corp.)へ合併し、会社としてのツイッターは消滅していた。自身は同年5月、ツイッターSEOを退任。7月13日にはAI関連の新企業「xAI」を設立していた。マスク氏は、所有する全ての会社を親会社X Holding Corp.の下に統合する意向をたびたび表明していることから、企業イメージの統一が目的と見られる。
ツイッターのロゴ変更がユーザーに及ぼす影響は、今のところなさそうだ。リンダ・ヤッカリーノ現CEOはツイッターの今後について「動画・音声配信や決済、銀行機能への対応を目指す」とし、全ての機能が入ったスーパーアプリ構想を改めて強調した。
アルトコイン「X」、1日で40倍超に高騰
ツイッターロゴ変更の発表があった23日から24日にかけて、マスク氏とは無関係のアルトコイン「X」が最大42倍に高騰。同トークンは、現在は閉鎖されているNFTマーケットプレイス「X Marketplace」の暗号通貨として22年1月に発行開始されていた。
アルトコインXは、23日19時時点で0.000021ドル台にて取引され、流動性はほぼ無かった。直後から上昇を開始し、24日19時には0.00087ドル台に達した。直近24時間の取引高は23万ドルを超えている。DeFi(分散型金融)プロトコルSushiswapで入手が可能。
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