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主要なDeFi(分散型金融)7選とその特徴

21 mins

DeFi(分散型金融)は、ブロックチェーン技術を活用して、中央管理者を必要としない金融サービスを提供する仕組みです。DeFiは、金融の民主化、金融包摂、効率性の向上など、多くのメリットをもたらす可能性があり、Web3.0型の金融サービスとして注目をあつめています。

本記事では、主要なDeFi7選とその特徴について解説します。

本記事を読むことで、DeFiの概要やメリットについて理解することができます。DeFiに興味がある方や、DeFiを始めてみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

DeFiとは(分散型金融)とは?

DeFi(分散型金融)とは、ブロックチェーン技術を活用した金融サービスを指します。DeFiでは、中央管理者を必要とせず、ユーザー同士で直接金融取引を行うことができるのが大きな特徴で、従来の金融サービスよりも透明性や効率性に優れており、「Web3.0型の金融機関」とされています。

DeFiの仕組みとしては「スマートコントラクト」と呼ばれるプログラムが自動的に金融サービスを提供し、利用者は自身の資産の管理権を持ち続けるという仕組み。既存の金融システムに比べて、透明性、地理的制限の排除、匿名性、24時間365日利用可能性、などのメリットがあり、注目があつまっていう分野です。DeFiの特徴としては、下記です。

  • 中央管理者がいない分散型金融システム
  • コンポーサビリティ(構成可能性)
  • ウォレット接続だけで、サービス利用できる

DeFiの基礎知識や、メリット・デメリットについては、下記記事で詳しく解説しています。

主要なDeFi(分散型金融)7選

主要なDeFi(分散型金融)7選とその特徴について、解説します。

  • Uniswap(ユニスワップ)
  • PancakeSwap(パンケーキスワップ)
  • SushiSwap(スシスワップ)
  • Aave(アーヴェ)
  • Compound(コンパウンド)
  • MakerDAO(メーカーダオ)
  • Curve Finance(カーブファイナンス)

主要DeFi①:Uniswap(ユニスワップ)

Uniswap(ユニスワップ)は、2018年にヘイデン・アダムズ氏によって開発された、イーサリアムブロックチェーン上で構築された分散型取引所(DEX)です。

Uniswapでは、流動性プールと呼ばれる仕組みが採用されており、ユーザーがイーサリアムfやビットコイン、USDTなどの様々な暗号資産暗号資産を預け入れ、その代わりに報酬を得ることができる仕組みを採用しています。

2021年5月に取引量が1日あたり100億ドルを超え、世界最大のDEXとなり、また9月には、独自のトークンであるUNIがトークンセールを行い、約3億ドルの資金を調達しています。Uniswapの特徴は下記の3つです。

  • 自動市場メカニズム:ユニスワップは、自己調整型のマーケットメカニズムを採用。ユーザーがトレードペアの流動性を提供することで市場が形成され、価格が自動的に調整される仕組み。
  • 手数料と収益分配:トレード時に手数料が発生し、この手数料は、流動性プロバイダーに分配されるため、ユーザーが流動性を供給することで手数料収入を得ることができる。
  • オープンなアクセス:イーサリアムブロックチェーン上に構築されているため、ユーザーはイーサリアムウォレットを使用し、ERC-20トークンを含むさまざまなトークンでの取引が可能。

主要DeFi②:PancakeSwap(パンケーキスワップ)

PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、2020年9月にリリースされた、バイナンススマートチェーン(BSC)上で構築されるDeFi。バイナンススマートチェーン上で最も人気のあるDeFiとなっており、イールドファーミングや、シロッププールにステーキングすることで、ネイティブトークン「CAKE」を獲得することができます。

さらには、公正でオンチェーンのゲームを通じて大きな賞を獲得することが可能。BNBやCAKEの価格トレンドを予測して賞を獲得したり、CAKEでチケットを購入して数字が一致した場合にトークンを獲得することができます。PancakeSwapの特徴はこちら。

  • バイナンススマートチェーンの利用:PancakeSwapはバイナンススマートチェーン上に構築されているため、取引手数料が低く、取引速度が速いという特徴がある。
  • ユニークな報酬システム:ユーザーがプラットフォームを利用することで、CAKEトークンを獲得できるユニークな報酬システムを提供している。
  • 多機能性:PancakeSwap内でユーザーは、価格予測ゲームをプレイしたり、NFTを探索したり、新しいトークンのローンチ(IFO)などといった幅広いユーザー体験への参加が可能。

主要DeFi③: SushiSwap(スシスワップ)

SushiSwap(スシスワップ)は、Uniswapのコードベースをもとに開発された、イーサリアムブロックチェーン上のDeFiです。Uniswapと同様、ユーザー同士で直接暗号資産を交換することができ、独自のトークンである「SUSHI」を獲得できるイールドファーミングも提供しています。

SushiSwapの特徴は、コミュニティ主導のDeFiプロジェクトであることといえます。2020年にUniswapからフォークしたプロジェクトですが、Uniswapと比較した場合、以下のような違いがあります。

  • 複数のブロックチェーンやレイヤー2への対応:SushiSwapは当初、イーサリアムチェーン上でのみサービスが提供されていましたが、Polygon, Fantom, xDai, Binance Smart Chain, Avalanche, Moonbeam, Harmony, OKExChainなどの他のブロックチェーンやレイヤー2にも展開された。
  • 多彩なサービスや機能:スワップやイールドファーミングだけでなく、以下のようなサービスや機能も提供している。

・Miso:トークン発行やセールを行うためのプラットフォーム。

・BentoBox:資産管理や最適化を行うためのプラットフォーム。

・Shoyu:NFT(非代替可能トークン)の取引や発行を行うためのプラットフォーム。

主要DeFi④:Aave(アーヴェ)

Aave(アーヴェ)は、2020年11月にリリースされたDeFi。2017年にETHLendという名前で設立され、2020年にリブランディングして現在の名前に変更されました。AAVEはフィンランド語で「お化け」を意味し、DeFi分野で「透明かつオープンなインフラを創造する」というAAVEの取り組みを象徴しています。

ガス代の安さ、ステーブルコインへの特化、コミュニティの活発さなどの特徴から、DeFiユーザーに人気のあるプロトコルとなっています。なお、AAVEの特徴は下記です。

  • フラッシュローン:Aaveでは、フラッシュローンと呼ばれる仕組みが導入されており、1つのトランザクション内で借り入れと返済を行うことで、無担保・無制限・低コストで借り入れることができる。
  • 固定金利と変動金利の選択:借り手側が、固定金利と変動金利のどちらかを選択できる機能。
  • 信用委任システム:預け入れ者が自身の与信枠(担保によって得られる借入可能額)を第三者に委任することができる仕組み。

主要DeFi⑤:Compound(コンパウンド)

Compound(コンパウンド)は、2018年に「Renukath Suresh氏」とイーサリアムやポルカドットの創設者としても知られている「Gavin Wood氏」によって開発されたイーサリアムブロックチェーン上のDeFiです。

Compoundのプロトコルは、他の製品やサービスに簡単に統合できるように設計されており、これにより暗号資産の流動性を提供し、金融サービスを分散化することを可能にしました。また、セキュリティに非常に重視しており、複数のセキュリティ監査を受けている点も特徴です。Compoundの3つの特徴については以下の通りです。

  • アルゴリズムによる自動化:Compoundは、アルゴリズムによって自動化された金利プロトコルを採用。市場の状況に応じて金利が自動的に調整される仕組み。
  • cToken:ユーザーが資産を預けると、その資産に対応するcTokenを発行する機能。これにより、ユーザーは自分が預けた資産と利息をいつでも引き出すことが可能。
  • ガバナンス:Compoundは、そのプロトコルのガバナンスをコミュニティに委ねており、ユーザーはプロトコルのガバナンス権利をもつことができる。

主要DeFi⑥:MakerDAO(メーカーダオ)

MakerDAO(メーカーダオ)は、イーサリアムブロックチェーン上で構築されたDeFiです。ユーザーは、ETHを担保としてDAIというステーブルコインを発行することができ、DAIを使用してイーサリアムブロックチェーン上で使用できる様々なサービスを享受できます。

MakerDAOプロトコルには、DAIとMKRという2つのトークンがあり、DAIは、米ドルに対してペッグされた安定した暗号通貨で、供給と需要の動向に大きく依存します。一方、MKRトークンは、プラットフォームの開発を規制するためのガバナンス権を提供しているトークンです。MakerDAOの特徴はこちらです。

  • 価格安定メカニズム:DAIは、1ドルの価値にペッグされており、ユーザーは、DAIの価値が変動することなく、安心して使用することができる。
  • MKRトークン:MakerDAOでは、MKRトークンを使ってプロトコルの運営に関する投票に参加することが可能。MKRトークンを保有しているほど、投票権が強くなる。
  • 多様な担保資産:MakerDAOでは、ETHだけでなく他のERC-20トークンも担保資産として使うことができる。例えば、BATやUSDCなどのトークンもVaultに預けてDAIを生成することが可能。

主要DeFiCurve Finance(カーブファイナンス)


Curve Finance(カーブファイナンス)は、2020年に創設された、ステーブルコインやトークン化されたビットコインなどの価値が近いトークン交換に特化したDeFiです。イーサリアムブロックチェーン上で構築されており、自動マーケットメーカー(AMM)と呼ばれるアルゴリズムによって、トークン交換できるようにしています。 Curve Financeの特徴は、以下のような点にあります。

  • 低いスリッページ:Curve Financeでは、価値が近いトークンの交換に特化しているため、スリッページ(注文時と約定時の価格差)が非常に低く抑えられる。
  • 高い利回り:流動性プールにトークンを預けたユーザーは、取引手数料やCRVトークンなどの報酬を受け取ることができる。CRVトークンは、ガバナンストークンであり、投票権や利益分配権を持つ。
  • 多様なプール:Curve Financeでは、様々な種類や戦略の流動性プールが提供されており、例えば、ステーブルコイン同士のプールやビットコイン同士のプールなどがある。

DeFi(分散型金融)の将来性にあるのか?

blockfi

DeFiは次世代の新しい金融サービスとして注目されており、その将来性が期待されています。下記では、DeFiの将来性が見込めれる理由について解説します。

  • 金融サービスの民主化になる
  • 金融の透明性がある
  • 金融の効率性が上がる

DeFiの将来性①:金融サービスの民主化につながる

DeFiは、中央集権的な金融機関や仲介者を必要とせず、ブロックチェーンやスマートコントラクトを使って、ユーザー同士で直接金融取引を行うことを可能にしました。その結果、金融のアクセスや機会が平等になり、銀行口座を持たない人々や小規模事業者などにも平等に金融サービスを提供できるようになります。

また、中央集権的な機関を排除しているため、ユーザー自身が自分の資産を完全にコントロールできるといった点も、これまでの金融とは違う点です。金融サービスの民主化という観点から見た場合、今後アダプションしていくのは、DeFiである可能性が高いといえます。

DeFiの将来性②:スマートコントラクトによる金融の透明性がある

DeFiは、ブロックチェーンやスマートコントラクトという新しい技術を使って、従来の金融では実現できなかったようなサービスを可能にしました。例えば、DeFiでは、ステーブルコインなどの新しい資産形態が登場し、価値の保存や移転が容易になります。

金融取引はプログラムによって自動的に実行され、そのルールは公開されたコードによって明確に定義されるため、フラッシュローンや信用委任システムなどのトラストレスなサービスの利用が可能になっています。第三者の不正行為などを防げるため、金融の透明性を向上させたといえるでしょう。

DeFiの将来性③:金融の効率性が上がる

これまで、金融取引には、中央管理者による審査や、仲介業者による手数料などがかかっていましたが、DeFiは、ブロックチェーン技術を活用することで、これらの手続きを省略することができます。例えば、DeFiでは、国境や通貨の違いに関係なく、瞬時に安全に資金の送受信ができる、かつ、コストや時間を大幅に削減します。

以上3つの理由により、DeFiサービスは今後さらに普及していくと考えられるといえるでしょう。

まとめ:DeFi(分散型金融)はWeb3.0時代の新しい金融サービスになる

DeFi(分散型金融)とは、ブロックチェーンやスマートコントラクトを使って、中央集権的な金融機関や仲介者を必要とせずに、ユーザー同士で直接金融取引を行うことができる新しい金融サービスです。本記事では、主要なDeFiサービスと、その将来背について解説してきました。DeFiは、金融の民主化、効率化、透明性という3つの理由から、Web3.0時代における金融の未来を切り開く可能性を秘めており、その革新的なサービスから、注目を集めています。

DeFiはまだ発展途上の分野であり、技術的な課題や規制的な課題もありますが、DeFiは、Web3.0時代の新しい金融サービスになることでしょう。ぜひ、今後のDeFi分野の発展と、動向に注目してみてください。

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Ikkan Kawade
2020年よりBTC投資をはじめる。同時に、暗号資産ブログとSNSの運用を開始。DeFiでの資産運用・Play to Earnゲーム・国内NFTへの投資も積極的に行う。メタバースに深い関心があり、「メタバースへの移住」が目標。
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