XRPエコシステムは、米国における法的地位と市場アクセスに大きな影響を与える可能性のある2つの重要な期限に近づいている。
最初の重要な日付は、フランクリン・テンプルトンのスポットXRP上場投資信託(ETF)の提案に対するSECの審査に関連している。2つ目は、長期にわたるSEC対リップル・ラボ訴訟における重要な更新に関わる。
米国XRP ETFの決定は7月下旬までに見込まれる
6SECは17日、Cboe BZXのフランクリン・テンプルトンのスポットXRP ETFの上場申請の審査を延長した。この延長の一環として、同機関は新たなパブリックコメント期間を設けた。
コメント期間は約21日間で、反論期間がさらに14日間延長される。このタイムラインにより、次の決定期間は2025年7月下旬に設定される。
この期間中、SECは上場を承認または拒否するか、さらなる遅延を求める必要がある。
しかし、この種の申請に対する240日ルールの下で、同機関はこの次の期間に最終判断を下すことが期待されている。
SECの決定は、アルトコインベースのETFをどのように扱うかの広範な指標となる。特に、同委員会はソラナETFの複数の申請についても同時期に決定する予定である。
リップル訴訟、8月の状況報告に向け進展
別件として、SECとリップルは6月16日に共同申立を提出し、進行中の法的闘争における重要な問題の解決を求めた。
この申立は、機関投資家向けXRP販売を禁止する裁判所の差止命令の解消と、リップルの罰金の修正を求めている。
両者はまた、第二巡回区控訴裁判所に控訴手続きを一時停止するよう求めた。これにより、下級裁判所が提案された和解条件を検討し、承認する可能性がある。
状況報告は2025年8月15日までに提出される予定。この提出により、アナリサ・トーレス判事が共同申立を受け入れたか、控訴手続きが続行されるかが確認される。
承認されれば、リップルは機関投資家にXRPを販売する能力を取り戻し、より広範な採用と企業利用への大きな法的障害を取り除くことができる。
7月下旬と8月15日は、XRPにとって重要な節目となる。1つは公的市場での規制の明確化に関するものであり、もう1つはSECとの法的解決に関するものである。
投資家や機関は、XRPの将来を追跡する中で、これらのプロセスが進展する様子を注視するだろう。
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