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2026年4月のXRP価格見通し

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31日 3月 2026年 06:07 JST
  • XRP価格は4月に入り、6カ月連続の下落となり、3日足チャートでデッドクロスを形成した。
  • 6~12か月保有していた投資家は供給が23.54%でピークを迎えた後、売却を開始し、需要基盤が弱まった。
  • 建玉は3月17日以降で23%減少したが、高い資金調達率のもと新規ロングが再び参入している。
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XRPは2026年4月に突入し、2025年7月中旬から続く下降チャネルに閉じ込められている。このトレンドにより、3月のリターンは約マイナス1.94%となり、2025年以降6カ月連続の下落を記録した。

3日足チャートでデッドクロスが発生し、中期保有者の確信の弱まりやリスクの高いレバレッジの積み上がりなど、継続的な下落圧力を示している。

ただし、4月は歴史的にXRPの強い月のひとつである。季節要因の強さが構造的なダメージを覆せるかどうかが、4月の動向を左右する要素となる。

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過去の推移に期待感も、XRP3日チャートは警戒示す

月次リターンチャートによると、XRP価格は2026年を通して苦戦している。歴史的に1月、2月、3月は中央値ベースでマイナスリターンとなる傾向があり、この時期の下落はある程度予想されていた。

一方、4月は過去とは異なる状況である。XRPの4月の平均リターンはプラス24.8%、中央値はプラス2.05%。しかし、2026年はBTCやETHの季節パターンが複数崩れてきており、過去データだけを頼るのはリスクが高い。

XRP月次リターン表
リターン表: CryptoRank

3日足チャートは慎重姿勢が必要な理由を示している。XRPは2025年7月中旬から下降チャネル内で下落し続けており、最近では50日指数移動平均線(EMA、直近価格に重みを置いたトレンド指標)が200日EMAを下回るデッドクロスが発生した。

この時間軸でのEMAクロスオーバーは以前も大きな下落を生んだ。10月に20EMAが50EMAを下回った際は32%の下落となった。

1月のクロスオーバーでは54%の急落を招いた。今回のデッドクロスでは、現時点で19%の下落を記録している。

このパターンが下降チャネルの下限まで続く場合、控えめに見積もった下落ターゲットは約35%。チャネルの最も幅広い部分を考慮すれば、最大で54%の調整も想定される。

3日足デッドクロスとチャネル
下降チャネル: TradingView

3日足チャートでは、11月24日から3月23日にかけてXRPは価格で切り下げ高値をつけ、同時にモメンタム指標であるRSI(相対力指数)は同じ水準に並んだ。

RSIと下降チャネル
RSIと下降チャネル: TradingView
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RSIが構造の広がりとともに上昇できず、隠れた弱気ダイバージェンスが示されたことで、3月17日から始まった押し目がさらに深まる可能性を示唆。このことは、EMA主導の下落トレンドがまだ完了していないとの仮説を補強する。

強気派の迷い始まる

もっとも、テクニカル指標だけでさらなる下落が確定したとはいえない。追加の確認にはオンチェーンデータが必要となる。

HODL Wavesは保有期間ごとの供給割合を示す指標であり、4月に向けて中期保有者の確信が後退している状況が明らかとなっている。

6カ月超12カ月未満の保有グループは、XRPの中でも比較的確信度の高い層であるが、2月下旬から供給シェアを拡大し始め、3月27日までに22.768%から23.54%に増加した。

しかし、3月27日以降、このグループは持ち高を減少させている。保有比率は23.54%から22.98%前後まで低下。3月23日にRSIシグナルが点灯した直後のタイミングであり、チャート上で示された弱気圧力が保有行動にも波及していることを意味する。

XRP HODLウェーブ
XRP HODLウェーブ: Glassnode

この確信層の保有減少が4月も続けば、XRP価格の構造的な支持が一段と薄れかねない。コストベースデータが、まさにその支持水準を示している。

コストベース分布ヒートマップでは、19.6億枚余りのXRPが1.27–1.28ドル付近に集中していることが確認される。ここが最も強い需給の支持帯である。

コストベース分布
XRPコストベース分布: Glassnode

この支持帯をXRPが割り込めば、確信層の後退もあり、売り圧力が一段と強まる可能性がある。

新規ロング増加がリスク高める 建玉変動

レバレッジの状況も4月に向けて新たな懸念材料となる。オープン・インタレストは3月17日の9億7577万ドルから3月23日には7億2396万ドルまで減少し、26%の下落を記録した。その後7億5298万ドルまで回復した。

この回復は既存のポジション維持ではなく、新規の建玉が流入していることを意味する。

資金調達率(ファンディングレート)は、パーペチュアル契約におけるロング・ショートのバランスを示す指標だが、3月17日の0.0015%から現在は0.008%まで上昇している。オープン・インタレストが最安値から回復しつつ資金調達率が上昇している状況は、新たなロングポジションが増加している兆候といえる。

オープンインタレストとファンディング
XRPのオープンインタレストとファンディング 出典: Santiment

これは不安定な構図を生み出している。3月17日から3月23日の下落でショートポジションが清算されたが、価格は大きな反発を見せなかった。

現在、高い資金調達率でロング勢が再び参入しているが、チャート構造や強力な保持者、RSIなどは下落傾向を示している。XRP価格が1.27ドルのクラスターを下回ると、これらレバレッジロングは清算リスクに直面し、下落を加速させる可能性がある。

4月のXRP注目価格帯

4月で最も重要な水準は1.29ドルである。この水準は0.786フィボナッチ水準と重なり、1.27ドルから1.28ドルの厚い売り圧力クラスターのすぐ上に位置する。

3日連続で1.29ドルを下回ると、直下の売り圧力クラスターを直撃する。このクラスターが崩れる場合、次のサポートは1.20ドル(1.0フィボナッチ水準)。さらに下では長期の視点で0.96ドルが意識される展開となる。

XRP価格分析
XRP価格分析 出典: TradingView

上昇局面では、XRPは1.45ドルを回復できれば、回復の兆しといえる。その次に1.50ドルが控える。1.60ドルを超えれば明確なトレンドライン突破となり、4月のXRP価格予測も防御的から前向きな内容へ転じる可能性がある。

当面は1.29ドルの防衛が4月の焦点。デスクロス、強い保持者の減少、現状価格のすぐ下にある厚い売り圧力帯、リスクの高いレバレッジ積み上げなどから、依然として下方向へのバイアスが強い状況。

1.45ドル以上を持続的に維持できれば、1.60ドルへのリリーフラリーと1.20ドル以下への続落との分岐点となる。

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