アーティストの村上隆氏が手がけるNFTコレクション「Murakami.Flowers」のトレーディングカード「Murakami.Flowers Collectible Trading Card – 108フラワーズ」が13日、抽選で再販を開始した。
販売価格は税込6,600円で、応募受付期間は13日から15日23:59まで。日本国内居住者に限り、1人1回の応募制限がある。複数応募や変更は不可。当選者は16日にメールで通知される。
当選者はMoMA Design Storeの会員登録が必要で、登録期間は当選メール到着後16日か19日10:59まで。登録されていない場合は当選無効となる。商品購入期間は20日12:00から22日10:59までで、商品は2月22日以降に順次発送される。決済はクレカまたはバーコード決済のみで暗号資産の対応はない。
Murakami.Flowersから生成された1万1664種のフラワーNFTのうち108個がドット柄からリアルイラストに変身したカードを、1BOX(12パック入り)の形式で日本語版・英語版を数量限定で提供する。どのカードが手に入るかは開封次第で、レアなカードも含まれる。各言語ごとに予約は別となる。
2次流通価格は急騰、配布のカードをめぐっては行列も
同トレーディングカードは23年12月2日に発表され、12日にはMurakami.Flowersのホルダー向けに先行販売が行われた。20日の22時からTonari no Zingaroオンラインサイトで日本国内向け一般予約販売が行われ即完売。2次流通市場では販売価格をの6600円を大きく上回る10万円台での取引も散見された。
同氏は3日より、個展「村上隆 もののけ 京都」を京都市京セラ美術館(京都市左京区)で開幕。5万枚限定の配布カードを求め入手競争が加熱した。
村上氏が設立したカイカイキキは同年11月30日、NFTマーケットプレイス「Kaikai Kiki Marketplace」のベータ版をローンチしていた。同マーケットプレイスは同社所属アーティストによる作品の専用売買プラットフォームとなる。
Murakami.Flowersとは?
村上隆の「Murakami.Flowers」は、1970年代の日本のテレビゲーム風のドット絵で描かれた花を特徴とする作品。このNFTの発行数は108という数字をキーワードに、花と背景の108種類ずつを掛け合わせ、合計1万1664(108×108)のNFTを生み出している。数の選定は、煩悩の概念に基づいたもので、仏教的な発想を取り入れている。コレクションには特別なNFTも含まれており、「Bonnō Proof」と名付けられた限定108個のNFTも存在する。同NFTの本稿執筆時のフロア価格は0.287ETHとなっている。
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