3ACの元ファウンダーによって立ち上げ中である新取引所、OPNXが資金調達を完了していることが明らかに
昨年破産申請をした仮想通貨(暗号資産)ヘッジファンド「Three Arrows Capital(3AC)」の創設者であるたスー・チュー氏とカイル・デービス氏が立ち上げ中である新取引所、OPNXが資金調達を終了したことが@DefiIgnas氏のツイートによって明らかになった。
@DefiIgnas氏による、「OPNXが$25Mの資金調達を終え、プラットフォームのローンチが近日中に行われる。」といったツイートの後にカイル・デービス氏から連絡を受け取りコンタクトを取ることとなったという。
@DefiIgnas氏のツイッター上のスレッドの解説によると、彼らはすでに資金調達を終えており、資金調達元に関しては明らかにしていないという。
今回のスレッドでOPNXについて明らかになっていることは以下の点である。
- OPNXはCoinFLEXの従業員、システム、そしてトークンを含む全てを買収する予定。
- 使用にはKYCが必要であり、アメリカでは使用不可。
- ユーザーは特別目的事業体(Special Purpose Vehicle)を通じて参加することになる。
- ステーブルコインや他の資産の貸し借りはできない 。
- OPNXは$FLEXをメイントークンする。
- LEXは手数料の支払いに使われる(BNBと同様)。
- 売上の20%はFLEXの購入とバーンに使われる。
- FLEXの早期利用者は、ロックされたFLEXからインセンティブを受け取ることが可能。
- OPNXでは、破産債権を担保とした主要アセットのパーペチュアルを取引できるようにする予定。
- トークン化された債権は、オーダーブック取引所で取引される予定。
- OPNXは、類似する債権をグループ化し、トークン化する。
また、スレッドでは3ACはジェネシス/グレースケールの非常に大きな顧客であり、2社を訴える可能性があることも示唆されていた。これは彼らが財産価値を最大化する方法として、FTX姉妹会社のアラメダがグレースケールとそのオーナーであるデジタルカレンシーグループを信託の構造について訴えたのに続く事例であるとしている。昨年の仮想通貨の冬を招いた事件の一例である、3ACがローンチする取引所OPNXがどのような方向性に向かっていくのかを今後も注目だ。
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