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アリババクラウド、ブロックチェーン・ラボを日本で開設

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アリババクラウド、4月に渋谷にてブロックチェーン・ラボを立ち上げることを発表

アリババグループの子会社アリババクラウドは22日、4月に渋谷で「ブロックチェーン・ラボ」を立ち上げることを発表した。日本のゲームデベロッパーがWeb3.0時代にさらなるビジネス機会を探求できるよう支援することが目的。

ブロックチェーン・ラボは、東急不動産株式会社の協力、インディーゲームイベント「BitSummit」主催のゲーム・VRコンテンツ開発会社であるSkeleton Crew Studioと提携している。同ラボではWeb3時代の競争力を維持するためのインキュベーション・ハブとして、ゲームデザイナーやデベロッパーが集まり、最新のブロックチェーン技術のスキルを高め合う場を提供するとしている。

開設後、当面はアリババクラウドと協業プロジェクトに取り組んでいる一部のユーザーとハッカソン参加者を対象に、開放し、アリババクラウドやブロックチェーンに特化したパートナー企業のエンジニアが、現地で技術サポートを行ってゆくそうだ。さらに、開発者は定期的なセミナー、ワークショップ、ネットワーキング・イベントを通じて、常に最新のWeb3技術のトレンドや知識を学ぶことができるという。

日本国内でのイベントも定期開催

アリババクラウドジャパンのカントリー・マネージャーであるユニーク・ソン氏は今回の発表を受け、「コンテンツ開発と、特にゲーム分野で業界を横断したデジタル技術の強みから、日本では活発なWeb3コミュニティで機会が増えています。日本の新しいブロックチェーン・ラボを通じて、リソース、イベント、ネットワークの機会を提供し、このエキサイティングなWeb3時代における新たなビジネスチャンスをお客様が獲得できるようサポートいたします。(一部抜粋)」とコメントしている。

また、アリババクラウドは定期的にイベントを開催する予定で、「HAPathon 2023」と名付けられたWeb3のグローバルハッカソンイベントや、ブロックチェーンゲームハッカソン「#asobiHack_Tokyo(https://asobi-hack.tokyo/ )」も開催してゆくとしている。

ブロックチェーン・ノード・サービスを日本国内で開始

さらに、アリババクラウドは日本でブロックチェーン・ノード・サービスを今年の後半に開始することを発表。このサービスは現在、招待されたユーザーを対象に試行中だが、アリババクラウドのスケーラブルで効率的で安全なインフラを利用する開発者にユーザーフレンドリーな体験を提供している。この新しいPaaSプラットフォームにより、デベロッパーは新製品の開発、展開時間を短縮することが可能となり、開発者はアプリケーション価値の開発に注力できるという。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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