ブロックチェーン追跡サービスのOnchain Lensによると、Allbridge Coreはハッカーによるステーブルコイン流動性プールの不正利用を受け、プロトコルを停止した。損失額は100万ドル超と見積もられている。
この事件は、暗号資産プロトコルを狙う攻撃が増加している中で発生した。2026年7月のエクスプロイトによる被害総額は5780万ドルに上る。
Allbridgeエクスプロイトの経緯
Onchain Lensは、Allbridge Coreがソラナ上でエクスプロイト被害に遭い、損失が110万ドル超に達したと報告した。
同社によると、攻撃者はKaminoから112万ドルのUSDCフラッシュローンを利用し、プロトコルのUSDC/USDTステーブルコインプールを迅速なスワップで操作した。これにより、プール比率が歪み、高額換算で流動性が引き出された。
攻撃者は同一トランザクション内でフラッシュローンを返済した。この動きにより、約110万ドルが不正流出した。
Onchain Lensによれば、盗まれた資金はその後、プライバシープロトコル経由で送金され、追跡が難しくなったという。また、単一で最大224万USDCの出金も確認されている。
エクスプロイト後の資金回収を目指すAllbridge
Allbridgeは安全確保のため、プロトコルを一時停止し調査を開始した。今回のバランス逸脱により、一部トレーダーに裁定取引の機会が生じていた。Allbridgeは不正利益を得たトレーダーに対し、資金返還を呼び掛けている。
チームは「影響を受けた資金の全額返金を目指す」としている。
「本事象を利用された方は、下記アドレスへの返還を検討いただきたい。返還資金は被害を受けたLPの補填に直結する。0x01a494079DCB715f622340301463cE50cd69A4D0」投稿より
今回の攻撃は2023年4月に発生したAllbridgeのフラッシュローンエクスプロイトに続くもの。当時はBNBネットワークのプールが狙われ、約57万ドルの損失が発生した。
BeInCryptoはAllbridgeにコメントを求めている。
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