Harmony閉鎖へ、ONE保有者にイーサリアム版トークン自動付与

  • ハーモニーはメインネットを終了し、ONEトークンをイーサリアムのERC-20トークンとして再発行する。
  • チームは、国家関与者およびAIエージェントによる脅威が極めて大きいと指摘する。
  • マルチシグセーフや流動性プール、オンチェーンアプリは移行後に存続しない。
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Harmonyは、2019年に立ち上げた独自ブロックチェーンをシャットダウンし、ネイティブトークンのHarmony(ONE)を、イーサリアム(ETH)上で新たなERC-20トークンとして移植する。

運営チームは、国家主体や生成AIエージェントによる脅威を理由に挙げた。バリデーターは、木曜日からノードの停止を開始できる。

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Harmony、BounceBitに続きレイヤー1事業から撤退

今回の終了は、ネットワークにとって厳しい時期の区切りとなる。8月には、約40億ONE(総供給量の26%相当)が不正ミントされ、トークンは史上最安値の0.0005735ドルを記録した。

Harmonyはロールバックで対応したが、同チェーンは以前から攻撃対象だった。2022年のHorizon Bridgeの侵害では、約9960万ドルが流出した。

一方、撤退の動きは今回に限ったことではない。BounceBitも8月に、攻撃者による2億8650万BBの移動を受けてレイヤー1を停止し、トークンをBNBチェーン上で再発行した。

ただし、今回の終了通知にこれらの2件の事例は明記されていない。

「国家主体やAIエージェントによる脅威があまりに大きい。2019年のメインネット開始以降、我々のコミュニティは攻撃や変化にも耐えてきたが、Harmonyネットワークを完全に終了する時が来た」と、運営チームは述べた

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ONE保有者の対応方針

保有者は手続き不要。Harmonyは最終ブロックで残高をスナップショットし、同じアドレス宛に新トークンをイーサリアム上でエアドロップする。

マルチシグのセーフ、流動性プール、オンチェーンアプリケーションは移転できない。Harmonyは、ユーザーに9月10日までに全スマートコントラクトから退出するよう呼びかけている。

バリデーターは、米国太平洋時間9月10日午前7時からノード停止が可能。137万2000ドル相当のプールが、同意書に署名しガバナーとして残る者に分配される。

総供給量と発行速度は現状維持。今後の新規発行分は、Harmonyが「The Remix Economy」と呼ぶAI動画プロジェクトの資金に充てる。

Harmonyは、ファンによるフォークやAIエージェントによる複数展開を通じて、1つの枝ごとに数十本の物語へ拡張される、プロンプトと資産のオープンライブラリを構想する。1日あたり数百万回のリミックスを想定し、運営者のハードウェアを1年間補助しつつ、運営者にはトークンのステーキングを要件とする。

Harmony(ONE)価格推移 出典: BeInCrypto Markets
Harmony(ONE)価格推移 出典: BeInCrypto Markets

一方、ネットワークのネイティブトークンは現在の方針転換の恩恵をまだ受けていない。過去1日で2%超下落した。

ONEは月曜日に0.00074ドル近辺で推移し、8月12日に付けた史上最安値を約29%上回っている。時価総額は約1100万ドルで、時価総額上位1000トークンの外に位置付けられている。

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