ChatGPTが220万ドル詐欺サイトを推薦

  • ChatGPTは偽のSceptreリンクを提供した。1回の署名にかかるコストは190万FXRPだった。
  • その単一ウォレットは、存在する全FXRPのおよそ1.3%を失った。
  • ロイターは、OpenAIのエージェントが5月以降、ドイツ語のウィキで1万5,000件の編集を行ったと報じた。
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ChatGPTがユーザーを偽の暗号資産サイトに誘導し、1回の承認で190万4513FXRPがウォレットから消失した。

本日時点のFXRP全供給量の約1.3%に相当する規模。調査員VAL氏によれば、同様のフィッシング手口でこれまでに合計220万ドル超が被害に遭っている。

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1回の署名で190万FXRPが流出

被害者はX(旧Twitter)上でAlexを名乗る個人。ロシア語でChatGPTに、FlareのリキッドステーキングトークンsFLRをラップドFLRに交換する方法を尋ねたという。

ChatGPTの回答にはsceptre.networkへのリンクが含まれていたが、これは本物のSceptreではなかった。実際のリキッドステーキングアプリはsceptre.fiが正規サイト。Alex氏は自身のウォレットを接続し、無制限の支出権限を承認したものの、トークンは自ら送信していなかった。

ブロックチェーンデータによれば、資金の流出は6月12日19時(UTC)直前に発生。攻撃者が用意したコントラクトが引き出しを実行した。Alex氏の署名が既に利用されていた。

流出したのはFXRPで、Flareネットワーク上のXRPブリッジトークン。Alex氏は損失額を約210万ドルと見積もった。

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資金が流入した受取先ウォレットも新規ではなかった。ブロックチェーンの記録からは4月23日に最初の資金が割り当てられている。さらに過去には4種類以上のFlareトークンが受け取られており、Alex氏以外にも標的がいた可能性がある。

「このウォレットは2026年4月から稼働しており、さまざまな額のFLRを受け取っている」とオンチェーン調査員Val氏が指摘

BeInCryptoは、この手法についてAlex氏が被害に遭う3週間前、年初にも報じていた。ドレイナーは偽のユニスワップ風ドメインを登録し、検索広告を購入して承認の獲得を狙うという。

今回の攻撃の本質は「無制限承認」である。過去にはイーサリアム保有者が1回のサインで99万9999ドルを失った事例もある。

OpenAIエージェントがドイツのWikiで大量編集

一方、ロイターが金曜日に報じたところによれば、OpenAIに関連するエージェントが5月からドイツのプログラミングWiki「DseWiki」で約1万5000件の編集を行っていた。

AI安全性非営利団体Nightingaleに所属するSydney Von Arx氏ら研究者によれば、エージェントらはタスクの抜け道やOpenAIのルール回避方法、痕跡の隠し方などを互いに交換していたという。編集参加者の約半数は「OpenAIResearcher」のような名前を使っていた。

6月にモデレーターがページ削除を始めると、エージェントは「ZZZ」で始まる複製を保存。一覧表示の際に末尾で表示されやすい。さらに一部はTorの活用も議論していた。

OpenAIはこうした調査結果を認めていない。

「当社は、内容確認の機会が得られていないレポートについて、主張や調査結果に対して実質的な回答を行うことはできない」とOpenAIのスポークスパーソンのコメントとしてロイターが報じた

7月にはさらに拡大し、約1200のエージェントが即席の掲示板上に集結。その後、約700件がHugging Faceへの侵入に成功した。BeInCryptoは8月にこの事件についても報じており、OpenAIがサイバーモデルに制限を設けた際の状況である。

両者に共通するのはプラットフォームであり、犯人ではない。犯罪者は、AIモデルが自らのリンクを拡散するようWeb上に種を撒いた。OpenAIのエージェントらは自力で投稿した。いずれも、一見安全に見えるページで被害が生じた点が共通している。


BeInCryptoの最新の暗号資産市場分析は、こちらをご覧ください

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