アップルは9月9日に、新最高経営責任者(CEO)ジョン・ターナス体制で初となる主要製品発表イベントを開催する。クパチーノのアップルパークでは、折りたたみ式iPhoneの発表が目玉になる見通し。
ティム・クック氏は9月1日付でアップルの会長に就任し、同日からターナス氏がCEOを引き継いだ。今回のキーノートは、歴代CEOにのみ許されてきたスティーブ・ジョブズ氏流の基調講演形式で、ターナスCEOの初登壇となる。
折りたたみ式iPhone、ターナスCEOのハード戦略を試す
アナリスト予想によれば、刷新されたSiriのAIアシスタントと新ハードウェアが並ぶ見通し。ラインナップにはiPhone 18 ProとPro Maxが含まれる模様。アップル初の折りたたみ式iPhoneや新型アップルウォッチも登場する見通しである。
バンク・オブ・アメリカのアナリストは、今回の基調講演をターナスCEOの力量を問う試金石と位置付ける。同氏は、アップルがハードウェアの強みをAI時代にも引き継げるかを示す必要があると指摘する。
アップルは勝つために最初である必要はなかった。
— ウー・ジンホ氏、ブルームバーグ・インテリジェンス ハードウェア上席アナリスト
ジンホ氏によれば、アンドロイドとアップルは異なる顧客層を対象とし、ファンが乗り換えることは少ないという。同氏は、アップルの折りたたみ新機種が初年度に約1000万台出荷されると予想する。これは従来型iPhoneに比べれば控えめな水準。
サムスンのモバイル製品責任者はライバルの参入を歓迎する姿勢を示した。同責任者はCNNに対し、折りたたみ型端末分野に新規参入が増えればカテゴリー全体の底上げにつながると述べた。
ターナスCEOはまた、AIをSiriだけでなく、アップル社内の商品開発全体に活用したい考えを示している。この構想は、より広範なAIリーダーシップの試金石の一端となる。
AAPLに注目集まる
主要テック企業のCEO交代直後は株価が1年以内に大きく変動する例が多い。すでに多くの市場関係者がターナスCEOの初陣に注視している。
9月9日の基調講演は、ターナスCEOのハードウェア戦略を最も明確に示すものとなる。折りたたみ式iPhoneが新たな端末カテゴリーを切り開けるか、それともニッチな追加モデルにとどまるかも、注目点である。









