米アマゾン傘下のAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)が29日、企業向けAIアシスタント「Amazon Q」を発表した。米ラスベガスで開催中の同社イベントで明かした。
「Amazon Q」は業務に特化したチャットボット。プログラミングのアシストやコード生成、AWSでのシステム開発支援といったIT実務はもとより、データ分析や顧客の質問に答えるAIエージェントなどマーケティング、カスタマーサービスの分野でも利用できる対話型人工知能(AI)となっている。
同社は4月、独自のAIプラットフォーム「Amazon Bedrock」を発表しており、Amazon Qでもど採用した。利用企業は現存のSlackやGmailなどの外部データソースへのアクセス権をAPI経由で連動させることができるのが特長。
AWSのアダム・セリプスキーCEOは同日、基調講演を行い、既存の競合他社チャットボットについて「消費者には便利だが、業務においては機能していないことも多かった」と開発理由を語った。
【新発表まとめ】Top announcements of AWS re:Invent 2023➡ https://t.co/B1bwmPNgGV *英語
— AWS公式☁️アマゾン ウェブ サービス ジャパン/クラウドサービス (@awscloud_jp) November 30, 2023
AWS 最大のラーニングイベント AWS re:Invent 2023 では、CEO Adam 基調講演が行われ、多くのサービス発表がありました🚀☁️
Amazon Qなど、生成系 AI を中心とした現時点でのサービスまとめをご覧下さい。
利用料は「Amazon Q Business」プランが月額20ドル(約3000円)、「Amazon Q Builder」プランは月額25ドル(約3700円)。エンタープライズ向けのAIは「ChatGPT Enterprise」(OpenAI)、「Copilot」(マイクロソフト)、「Duet AI」(グーグル)などが大手でも続々と発表され、価格を含めた顧客企業の獲得競争に火を付けた形だ。
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