ArbitrumDAOは12人で構成されるセキュリティ委員会のうち、6人の新メンバーを選出した。投票期間は4月12日から5月3日まで。これにより、Arbitrum(ARB)の緊急時対応プロトコルを担う組織の新体制が形成された。
マイケル・ルウェレン氏が2519万票を獲得し、最多得票となった。ARB価格はこのニュースを受けて反応し、運営ガバナンスへの関心がネットワークに戻っている。
6人の新当選者が委員会の半数刷新
12議席のうち6議席は、Arbitrumのセキュリティ体制に基づき、半年ごとに交代となる。
- ルウェレン氏は再任となり、2519万票という重み付け投票でトップとなった。
- DZack23氏が2401万票で2位だった。
- Yoav.eth氏が2175万票でこれに続く。
- Certora氏は2156万票。
- Bartek.eth氏は2105万票だった。
- OPSEKのパブロ・サバテッラ氏が2082万票で当選。
11人の候補が適格審査を経て最終選考に進出した。応募受付は3月に始まり、そこから候補者が絞り込まれた。
投票は21日間の期間のうち、最初の7日間は1票が最大値となり、その後は早期参加者がより評価されるよう減少する仕組みだった。
猶予期間は5月21日に終了し、その後新メンバーはマルチシグの署名権を引き継ぐことになる。
ARBの反応と委員会の現状
本稿執筆時点で、ARBは0.1193ドルで取引されており、過去24時間でほぼ5%上昇となった。投資家は委員会刷新と継続中の業務を見極めている。
新メンバーは、前任者が未処理の案件を引き継ぐ。投票が終了する数週間前、前委員会はKelpDAOの不正アクセスに関連する3万766ETHを凍結した。この緊急対応は委員会の実効的な権限を象徴した。
その後、米国裁判所が凍結資金の移動を差し止めており、被害者の請求が続くなか、回収は法的な宙づりとなっている。
委員会は今後もDAO全体のARB配分に関わるトレジャリーの意思決定も担う。
5月21日以降に新メンバーが着任すれば、未処理案件も正式に引き継ぐ。またLayer2(L2)に新たな課題が発生すれば、直ちに対処を求められる。
KelpDAO資産に対する継続的な法的圧力が、新委員会の最初の重要な試金石となる見通し。





