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アスターネットワーク、本日よりWASM対応へ

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日本発のパブリックブロックチェーン、アスターネットワークは6日、WebAssembly仮想マシン(WASM)導入アスターメインネットに導入予定。当アップデートに伴い、バーチャルイベント「Wasmローンチデー」を開催される。

当アップデートにより、アスターはWasm環境をサポートする最初のパラチェーンとなる。ソフトウェア開発者は、プログラミング言語「Rust」を使用し、アスター上でプロジェクトやアイデアを構築することが可能となる。加えて人々はアスタープロジェクトを任意のポルカドットまたはイーサリアム仮想マシン(EVM)ベースのエコシステムに接続可能となる。

WASMスマートコントラクトとは、WebAssembly (WASM)というバイナリフォーマットを使ってブロックチェーン上で実行される自動化されたプログラム。WASMは高速で効率的なバイナリフォーマットで、さまざまな言語で書かれたスマートコントラクトをサポートしている。

パラチェーン(Parachain)は、ブロックチェーン技術における用語のひとつ。ポルカドットネットワークなどの多数のチェーンが共存するネットワークにおいて、独自のブロックチェーンを動作させるための拡張機能だ。

アスターチームはイーサリアム仮想マシン(EVM)は人気のあるブロックチェーンソリューションだが、パートナーシップの新たな要求に応える能力に限界があると主張。WebAssembly仮想マシンは多くのプログラミング言語(Java、Rust、C++など)と互換性があるため、多くの開発者がアスター上でWeb3の開発が可能に。これにより、開発者がすでに使用しているさまざまなツールやリソースが、アスターの技術と統合可能になると主張している。

アスターネットワーク創設者渡辺氏は米暗号資産(仮想通貨)メディア、コインテレグラフに対し、「同時に2つの仮想マシンを持つことが、新しいレイヤー1ブロックチェーンの成功に必要な要素である。これにより、両方の仮想マシン間で相互作用を行うことが可能。イーサリアムはスマートコントラクトを通じてWeb3革命をもたらしたが、新しいブロックチェーンの未来を作るためには、他のプログラムと協力する必要があるとチームは考えている(一部抜粋)」と語った。

アップデートを記念し、バーチャルイベント「Wasmローンチデー」を開催

アスターチームはアップデートを記念し、バーチャルイベント「Wasmローンチデー」を6日夜11時に開催。当イベントにはアスタ創設者渡辺創太氏やマールテン・ヘンスケンス氏も参加。この他にもポルカドット、ファラ(Phala)、DIA、サブウォレット(SubWallet)、ブラッシュファム(Brushfam)、サブスクイッド(Subsquid)などのWasm環境の基盤を築くインフラパートナーも参加予定だ。

イベントリンク:https://www.crowdcast.io/c/wasm-launch-day

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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