ノンカストディアルウォレットのアトミックウォレット(Atomic Wallet)が2日、ハッキング被害を受け、約3500万ドルの暗号通貨(仮想通貨)が流出した。オンチェーンアナリストZachXBT氏によると、被害額の最も大きかったアカウント5件の被害総額は1700万ドルを超える。
Atomic Walletユーザーは3日朝、テレグラムチャンネルで、アトミックウォレットから暗号通貨が盗まれたと報告。アトミックウォレットは現在、被害者から情報を収集。使用しているオペレーティングシステム、ソフトウェアをダウンロードした場所、暗号通貨が盗まれる前に行われたこと、バックアップフレーズが保存された場所を調査している。
ZachXBT氏はJito LabsバッファローCEOとブライアン氏の協力を仰ぎ、100万ドル相当の資金を救出することができたと述べた。しかし、同氏は他のユーザーには同じ行動をすべきではないと推奨している。
アトミックウォレットは全世界で500万人以上の利用者を持つ。アトミックウォレットは現在調査中で、詳細な情報を近日中に公開すると述べている。同ウォレット利用規約では「いかなる場合においても、アトミックウォレットは本サービスに起因する損害が50ドルを超える場合、ユーザーに対しての責任を一切負わない」としており、被害を受けた通貨の回収は困難となっている。

アトミックウォレットのネイティブトークンであるAWCは現在、約15.8%下落している。
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