詳細を見る

アトミックウォレットがハック=被害額は3500万ドルに

3 mins

ノンカストディアルウォレットのアトミックウォレット(Atomic Wallet)が2日、ハッキング被害を受け、約3500万ドルの暗号通貨(仮想通貨)が流出した。オンチェーンアナリストZachXBT氏によると、被害額の最も大きかったアカウント5件の被害総額は1700万ドルを超える。

https://twitter.com/AtomicWallet/status/1665324342467543041?s=20

Atomic Walletユーザーは3日朝、テレグラムチャンネルで、アトミックウォレットから暗号通貨が盗まれたと報告。アトミックウォレットは現在、被害者から情報を収集。使用しているオペレーティングシステム、ソフトウェアをダウンロードした場所、暗号通貨が盗まれる前に行われたこと、バックアップフレーズが保存された場所を調査している。

ZachXBT氏はJito LabsバッファローCEOとブライアン氏の協力を仰ぎ、100万ドル相当の資金を救出することができたと述べた。しかし、同氏は他のユーザーには同じ行動をすべきではないと推奨している。

アトミックウォレットは全世界で500万人以上の利用者を持つ。アトミックウォレットは現在調査中で、詳細な情報を近日中に公開すると述べている。同ウォレット利用規約では「いかなる場合においても、アトミックウォレットは本サービスに起因する損害が50ドルを超える場合、ユーザーに対しての責任を一切負わない」としており、被害を受けた通貨の回収は困難となっている。

画像:BeIncrypto Japan

アトミックウォレットのネイティブトークンであるAWCは現在、約15.8%下落している。

ベスト暗号資産取引所

Trusted

Follow us on:

X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル

免責事項 - Disclaimers

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

Frame_2328.jpg
Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
READ FULL BIO