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暗号通貨RNDR、ビットバンクに国内初上場へ

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ヘッドライン

  • ビットバンクは7日より、日本初上場となるレンダートークン(RNDR)の取り扱いを開始する
  • 上場開始に伴い、取引手数料無料キャンペーンやRNDRの「暗号資産を貸して増やす」も開始する
  • RNDRはイーサリアムブロックチェーン上で動くGPUレンダリングの分散ネットワークで高性能GPUが必要なクリエイターと、GPUを貸し出したい人を結びつける
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暗号通貨(仮想通貨)取引所のビットバンクは7日より、レンダートークン(RNDR・Launching Render Token)を取扱いを開始する。レンダートークンの取り扱いは日本初の事例となる。

同社はザ・グラフの取り扱いにより、合計31銘柄の暗号通貨を取り扱うことになる。対応チェーンはイーサリアムチェーンとなり、同社はRNDRの取扱いを記念し、取引手数料無料キャンペーンを上場日から10月10日まで開催する。加えて、RNDRは上場日より同社サービスの「暗号資産を貸して増やす」にも対応。RNDRを預けることで最大年率5%の利回りを獲得できる。

提供開始予定時刻は以下の通り:

開始予定時刻提供サービス
10:00〜12:00の間
(通常、10:30頃となります)
・送受信(入出金)
12:00・指値注文(売り)
13:30・指値注文(買い)
14:00・成行注文(売り・買い)
・逆指値、逆指値成行注文(売り・買い)
・販売所注文
・「暗号資産を貸して増やす」新規募集

レンダートークン(RNDR・Launching Render Token)とは?

RNDRはイーサリアム(ETH)ブロックチェーン上で動くGPUレンダリングの分散ネットワーク。映像やアート制作に高性能GPUが必要なクリエイターと、GPUの計算力を貸し出したい人々を結びつける。ネットワーク内ではERC-20形式のユーティリティトークン「RNDR」を用いて取引が行われる。作品をレンダリングする過程は厳密に管理される。クリエイターがアセット(作品データ)をアップロードすると、それはハッシュ化されて複数のノード(GPUプロバイダー)に送られる。各ノードでレンダリングが行われた後、クリエイター自身が手動でその品質を確認する。確認が終わったら、エスクローアカウントに預けられていた支払いがノードに解放される。不正防止のため、全てのレンダリング作品にはウォーターマークがつけられる。支払いが完了し、作品が確認された後でのみ、ウォーターマークのない完成品がダウンロード可能になる。この仕組みにより、安全かつ効率的なデジタルアート制作が可能になっている。

  • エスクローアカウント:第三者が管理する一時預かり口座で、取引が無事完了するまで支払いを保管する。
  • ハッシュ化:データを一定の長さの文字列に変換するプロセスで、データの内容を保護する。
  • レンダリング:3Dモデルや動画、画像を計算処理して可視化する作業。高性能なGPUがしばしば必要。

暗号資産トラッキングサイトのコインマーケットキャップによれば、現在のRNDRの価格は202円で前日比3.3%増。24時間のボリュームは32%減となっており時価総額ランキングは63位に位置している。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。...
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