市場データによれば、ビットコインは土曜日に7万7260ドル付近で取引された。一時は7万9500ドル近くまで上昇したが、その後急激なフラッシュクラッシュが市場を揺るがせた。
この1週間でビットコインは22%超上昇した。ただし、テクニカル指標の一つが警戒感を強めつつある。
RSIが示すものと、その重要性
相対力指数(RSI)は価格モメンタムを0から100のスケールで測定し、70を超えると買われすぎとされる。4時間足チャートでは、RSIは7年以上ぶりの高水準にある。
アナリストのKrown氏は、土曜日早朝にこの極端なRSIは長期的には好材料だが、短期的には警戒が必要と指摘した。80~90を超える数値は、一時的な需要の飽和を意味する。
過去のデータでは、こうした水準は短期的な調整やもみ合いの前兆となる傾向がある。しかし、上昇トレンドの終焉を必ずしも示すものではない。
市場ではすでに土曜日未明に初動のショックが発生した。ビットコインは7万9500ドル付近から7万6300ドル近くまで急落し、トレーダー間ではこれがフラッシュクラッシュと呼ばれている。
「ビットコインは週足のブルマーケットサポートバンドを上回って推移している。このゾーンを上回ったまま週を終えれば、さらなる上昇が期待できる」と暗号資産アナリストのTed氏はXで述べた。
この動きで、ロングポジションで5億ドル超が数分で清算された。24時間のトータル清算額は13億5000万ドル超えとなった(市場データより)。
ビットコイン価格の今後を巡り、アナリスト見解が分かれる
著名アナリストの間でも見解は割れている。Shardi B氏は、日足ベースのRSIが過去最高水準の一つに達しているとして、警戒を呼びかけた。
一方で、RSIが84まで上昇しており、買い方に不利なレジスタンス圏に近づいていると指摘する声もある。現行価格帯を試す大幅な反落またはローカルトップの可能性を指摘するアナリストも複数いる。
「短期波動のカウントは今回の上昇波動拡大以降かなり難しいが、もし一連の初期動向が完了したなら、そろそろ反落かローカルトップ形成のタイミングかもしれない」とCredibleCrypto氏は指摘した。
より強気な見方では、RSIが極端な水準でも、それ自体が動向の終わりを意味することはなく、モメンタムは調整前にさらに高まる傾向があるとの指摘もある。今後数週間、8万3000〜8万5000ドルを目標に小幅な調整が見込まれている。
現水準からの短期シナリオは2通りある。7万5000〜7万6000ドルのサポートが維持できれば、8万3000〜8万8000ドル圏への上昇拡大が見込める。
もしくは、RSI過熱後や先のフラッシュクラッシュによってモメンタムが失速する場合は、7万〜7万2000ドルへの深めの調整も想定される。
市場は岐路にある。今回の極端なRSI水準が、健全な一時的調整にとどまるのか、それとも週足で強い上昇後の本格的な調整の始まりとなるのかが焦点となる。
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