暗号資産(仮想通貨)取引所Bitgetは4日、暗号通貨レンディングサービスをローンチした。現在、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、USDTの借入が可能となっている。
同社のレンディングサービスでは、ユーザーが自分の資産から暗号通貨を担保としてステーキングすることで、別の通貨で対応する額を借りることができる独自システム、「デュアルコインアプローチ」に基づいている。各借入資産は特定の利息率で発行され、借り入れる額は担保となる資産の市場価格によって決まる。借入資産は予め決められた期間内に自動で発行され、期限前または期限に返済することを選べる。ユーザーは必要に応じて資金を活用したり、状況や個々の要件に基づいて担保の増減が可能だ。迅速な審査プロセスにより、素早い資金提供を行う。
グローバルマーケットインサイトのレポートによれば、暗号通貨レンディングサービスはデジタル資産のレンディング事業の成長に伴い、注目を集めてており、2022年には取引量は85億ドルを超えている。23年から32年にかけての年間複合成長率(CAGR)は20.5%と予想されている。
Bitgetのグレイシー・チェンマネージングディレクターは「同サービスは担保付き通貨の利用の柔軟性を強調しており、資本の利用率を高めている。ユーザーは今や、需要の少ないコインを担保として提供することで、より流動性のある資産でローンを得る機会を提供可能となる」と語った。
Bitgetは4月、ベンチャーキャピタルとともにアジアを中心とした次世代の暗号資産プロジェクトの開発支援を目指す、初期投資1億ドルのファンド「Bitget Web3 Fund」を立ち上げていた。
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