Web3ブラウザサービスBrave、AIツール「Leo」を提供開始

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ヘッドライン

  • Web3ブラウザサービスBraveは3日、AIアシスタントサービス「Leo」の提供を開始した
  • Brave Leoは現在デスクトップのみで使用が可能で、AnthropicのClaude LLMおよびメタのLlama2をベースに開発された
  • Basic Attention Tokenは、ブロックチェーンベースのデジタル広告プラットフォームのトークンだ
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暗号通貨(仮想通貨)BATが獲得可能なWeb3ブラウザサービスBraveは3日、AIアシスタントサービス「Leo」の提供を開始した。同社は同日、月額15ドルのサブスクリプションサービス「Brave Leo Premium」も発表した。Brave Leoは現在デスクトップのみで使用が可能。

ユーザーは、サイドバーの 「Leo アイコン」をクリックしてBrave Leoを使用できる。Braveは8月より、開発者とテスター向けのNightlyチャンネルで、ブラウザネイティブのAIアシスタント「Leo」の提供を開始。Leoは、GAFAM企業が出資を行うAI企業AnthropicのClaude LLMおよびメタ(旧facebook)のLlama2をベースに開発された。

Brave Leoは、ウェブページや動画からリアルタイムでの要約生成やコンテンツに関する質問応答、新規コンテンツの作成など、多岐にわたる機能を提供する。LeoはBraveのプライバシー保護の哲学と融合し、利用者の匿名性を保ちつつ安全な対話環境を確立。アカウント作成やログインなしで利用可能で、チャットの内容は記録されず、モデルトレーニングにも使用されない。

Brave Leo Premiumでは、MetaのLlama 2モデルに加え、Anthropicの高速で軽量なClaude Instantモデルへのアクセスが可能になる。このプレミアムサービスは、特に論理的推論やコーディング能力に優れることが特徴で、より発展したAIの体験をユーザーに提供する。Leo Premiumでは、Claudeの混雑時の優先的なプロンプトへの返答や、新機能や改善への早期アクセスなどができる。

Braveのブライアン・ボンディCTO兼共同創業者は、「AIの使用は、今日ではますます一般的になっている。AIは強力なツールであるが、データのプライバシーに対する懸念が高まっているため、プライバシー第一の解決策が必要である」と述べている。

Braveが提供する仮想通貨BATとは?

Basic Attention Tokenは、ブロックチェーンベースのデジタル広告プラットフォームのトークンで、ユーザーに対してその注目度に応じた公正な報酬を提供する。Brave Browserを通じて展開され、ユーザーはプライバシーを保ちながら広告の閲覧が可能。広告をブロックして閲覧することも可能だ。広告主は広告キャンペーンの費用をBATで支払い、Braveはそのうちの少額を手数料として取る。残りはパブリッシャーやユーザーに分配され、中間業者を排除することで費用対効果を高めている。この仕組みにより、広告業界の透明性と効率が向上を図る。

Braveは8月、画像・動画検索機能を追加していた。BingやGoogleとは独立した画像・ビデオ検索のリリースにより、ユーザーはBraveのインデックスから直接結果が獲得可能で、プライバシーの保護と検閲への耐性向上が見込まれる。Anthropicは10月16日、AIチャット「Claude 2」の日本語でのサービスを開始していた

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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