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ビットコイン(BTC)、上昇相場はまだ序章に過ぎない=暗号資産市場は半減期を起点に350%上昇へ

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更新 Shota Oba

ビットコイン(BTC)は20日に半減期を迎え、ブロック報酬が6.25BTCから3.12BTCに半減させた。これに際してビットコインエコシステムでは新プロトコルRunesがローンチされ、ビットコインマイナーの収入は一時過去最高値を更新した。アナリストらから弱気の展開を見込まれていたビットコイン価格の今後の見解は徐々にシフトし始めている。

On-Chain Collegeの報告によると、現在のビットコイン供給量うち88.8%が利益を出している。同氏によればこの数字は依然として高いが、今年初めの高値からは冷え込んでいる。最後にこのレベルが記録されたのは2月7日で、当時の価格は4万4000ドルだった。

当社ニュース部門のアリ・マーチン氏は、ビットコインが6万6,000ドルをサポートレベルとして機能することを目指しており、そのレベルで154万アドレスが74万7000BTCを購入していると報告。「これが成功すれば、次の重要な抵抗レベルは6万9900ドルから7万1200ドルになる」と述べている

Bybitのハオ・ヤング金融商品責任者ビットコイン上場投資信託(ETF)の導入により、ビットコイン市場の構造が大きく変化していると指摘。同氏はビットコインETFの台頭が暗号資産市場と既存金融市場を融合させていると見ている。実際、ビットコインのスポットETFは20日時点で、合計で83万7700BTC以上、536.1億ドル相当を保有している。

ビットコインアナリストウィリー・ウー氏は、ビットコインETFは、ETF投資家が完全に参入すると、市場の底で9万1千ドル、頂点で65万ドルの価格目標が設定されている。同氏によるとこれらは非常に保守的な数字であり、ETFの役割が完了すればビットコインは金の市場価値を超えるという

半減期を前後に起こる調整は更なる強力な上昇相場の準備すぎない=暗号資産市場は半減期を起点に350%上昇へ

Look into Bitcoinのフィリップ・スウィフト創設者は、長期的なマーケットの加熱具合を示す指標のビットコインのMVRV Z-Scoreが再び2と3の間で中間サイクルの一時停止を経験したと報告。「過去一か月の冷却は健全であり、過去のサイクルに類似している」と語った。

さらにウー氏は現在の市場モデルでは、指数関数的なビットコインの強気市場はまだ始まっていないと指摘。「半減期に対するシグナルの動きは、13年と現物主導の17年の上昇サイクルの混合の可能性を示唆しており、20年はデリバティブによってコントロールされた」と分析している。

グラスノード・swissblock共同創設者であるNegentropic氏は、現在の暗号資産市場について「大きな下落が観測されるが、これは21年初頭の強い修正に似ており、次は約350%の上昇が見込まれる」と指摘。また、フィボナッチレベルがこれを裏付けていると述べた。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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