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【速報】 ビットコイン(BTC)、日本円で史上最高値を更新|現物ETFが上昇を牽引か

5分
投稿者 Shota Oba
編集 Shigeki Mori

概要

  • ビットコイン(BTC)は14日、21年11月以来となる779.4万円を突破し、780万円を記録した
  • 米ドル建においても5万2000ドルを突破し年初来最高値を更新。時価総額は1兆ドルを突破した
  • クリプト・クアントリサーチ部長ジュリオ・モネロ氏は、過去数週間にビットコインに流入した新規投資の71%がETFから来ていると指摘した。
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ビットコイン(BTC)は14日、21年11月以来となる779.4万円を突破し、780万円を記録した。米ドル建においても5万2000ドルを突破し年初来最高値を更新。時価総額は1兆ドルを突破した。

暗号資産分析ツールのコイングラスによれば、144万ドルのショートポジションが清算された。ビットコインは同日、オープンインタレストにおいても26ヶ月ぶりとなる最高値を更新している

マイナー・取引所のBTC残高は減少

当社ニュース部門最高責任者アリ・マーチン氏はアリ・マーチン氏は15日、暗号資産取引所のウォレットのビットコイン保有量が6年ぶりとなる最低値の234万BTCに減少したとを指摘。減少は、投資家が取引所からBTCを移動し、長期保有へのシフトを示唆している可能性があるとした。

On-Chain Collegeのアナリストは、マイナーのビットコイン残高が181万BTCに減り、21年7月以降で最低レベルを記録したと報告。過去4ヶ月で残高は2万BTC減少し、次の3〜6ヶ月で新たな最低値が見込まれるとした。

同氏はマイナーからのビットコイン単位での売り圧力は減っているものの、価格の上昇により売却の可能性は残る一方で、ETFへの需要増加が売り圧力を部分的に抑える可能性があると主張。マイナーの残高減少と小売り参入による需要増加が売り圧力を無視できるレベルにまで低下させる点が重要であり、その時期はまだ未定であるとした。

71%の新規投資がビットコイン現物ETFからの流入となる

1月に取引が開始された現物上場投資信託(ETF)への流入も好調でブルームバーグのアナリストエリック・バルチュナス氏によれば、ブラックロックが提供するIBITは13日、単独で約5億ドルを集め、新興ETFとしては異例の勢いであると指摘。IBITは上場23取引日で資産総額が50億ドルを超え、ETF全体の上位7%に入る規模となったと述べた。暗号資産分析会社クリプト・クアントリサーチ部長ジュリオ・モネロ氏は、過去数週間にビットコインに流入した新規投資の71%がETFから来ていると指摘した

クリプト・クアントのキ・ヨン・ジュCEOは14日、ビットコインのOTC取引において需要が供給を上回っていると指摘した。同氏は11日、自身のXでビットコイン価格は2024年内に最低でも5万5000ドル、そして最高値は11万2000ドルを記録すると予測した。同氏によれば、ビットコイン市場は毎月95億ドルのスポットETFが流入し、これが年間で実現価値を1140億ドル増やす可能性があるとし、GBTCからの資金流出が見られる中でも、実現価格は4510億ドルから5270億〜5650億ドルへと上昇が見込まれるとした。

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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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