OpenAIは22日、ChatGPTの音声チャット機能の無料ユーザーへの提供を開始した。同社これまで有料サブスクリプションユーザーににのみ同サービス提供していた。
ChatGPT with voice is now available to all free users. Download the app on your phone and tap the headphones icon to start a conversation.
— OpenAI (@OpenAI) November 21, 2023
Sound on 🔊 pic.twitter.com/c5sCFDAWU6
同機能は日本語にも対応しており、画面右下のヘッドフォンのアイコンをタップすると使用できる。音声認識機能はOpenAIの音声認識システム「Whisper」を使用しており、iOSおよびAndroidで利用が可能だ。発話機能では新しいtext-to-speechモデルを採用し、人間のような声をテキストとサンプル音声から生成が可能。利用者は5種類の声から選べ、開発にはプロの声優が協力している。18日に同社を退社し、マイクロソフトへ入社が見込まれているグレッグ・ブロックマン氏はXで「同機能であらたなChatGPTを体験できるだろう」と語った。ChatGPTは22日の日本時間午前7時から10時半までの間、アクセスが不可の状態が続いた。
アルトマン氏、OpenAIに復帰表明
We have reached an agreement in principle for Sam Altman to return to OpenAI as CEO with a new initial board of Bret Taylor (Chair), Larry Summers, and Adam D'Angelo.
— OpenAI (@OpenAI) November 22, 2023
We are collaborating to figure out the details. Thank you so much for your patience through this.
22日、OpenAIは正式にアルトマン氏をCEOとして復帰させると明言した。取締役会は一新されセールスフォースの元共同CEOブレット・テイラー会長、ラリー・サマーズ前米財務長官、米クォーラのアダム・ディアンジェロCEOで構成される。詳細は追って公開される。マイクロソフトへの移籍の有無は明らかになっていない。
OpenAIではアルトマン氏が18日に取締役会によってCEOのポジションからの解任を契機に社内での内紛が深刻化していた。同氏の解任を発端に、従業員770人中700人以上が取締役会メンバー全員の辞任を求める書簡に署名。署名者は、取締役会が辞任しなければ、アルトマン氏に続いてマイクロソフトへ移籍すると警告していた。情報筋によれば一部の投資家は、取締役全員の辞任を促し、アルトマン氏の復職を求める圧力をかけるため、保有するOpenAI株式の評価額をゼロに引き下げることを検討していた。
動画配信サービスTwitchの前代表であり、OpenAIのエメット・シアー旧暫定CEOはX上で「アルトマン氏の解任をめぐるプロセスとコミュニケーションが非常に悪く行われたことは明らかであり、我々の信頼に深刻なダメージを与えている」と批判していた。
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