チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(米NASDAQ上場)は9日、レイヤー2ブロックチェーンFuseと提携し、ブロックチェーン全体を保護する防止・阻止優先の脅威対策セキュリティレイヤーを開発し、展開することを発表した。
最高クラスのWeb3セキュリティレイヤー統合に取り組むFuseとの提携は、オムニチェーン環境全体で常に発生しているハッキングなどの脅威を防止したいという同社の思いで推進された。
ブロックチェーン向けとして初、AIによる脅威防止レイヤー
今回のパートナーシップにより、Fuseは、脅威が発生する前に特定して軽減することができる高度なブロックチェーンセキュリティレイヤーを提供し、ブロックチェーン防御を“検知”から“リアルタイムの防止”へと進化させるという。
Fuseは、チェック・ポイントと緊密に連携することで、Web3における現状のセキュリティ危惧を打破し、あらゆるユーザーと開発者を取り込み、より安全なエコシステムを構築していく方針だ。
チェック・ポイントは、30年以上にわたるグローバルなサイバーインテリジェンスから生まれた高度なAIを搭載する脅威エンジンを活用し、悪意のある取引をリアルタイムで防止すること可能となった。
「特に、グローバル決済の基盤となる暗号化ネットワークにおいては、事後対応よりも防止が常に重要です。チェック・ポイントによる専用セキュリティレイヤーの提供を受けることで、私たちは高度化するハッカーの脅威を抑止できるだけでなく、Web3プロトコルを保護するためのゴールドスタンダードとなるサイバーセキュリティモデルの先駆けになることができると確信しています」とFuseのマーク・スマーゴンCEOは語った。
「私たちは、Fuseとパートナーシップを結び、チェック・ポイントのリアルタイムの脅威対策をWeb3に提供できることを誇りに思います。当社の最先端の脅威インテリジェンスを適用することで、ブロックチェーンセキュリティの新たな基準を確立し、ユーザー、ウォレット、DApps(分散型アプリケーション)を保護します。堅牢なサイバーセキュリティがWeb2.0の台頭を支えたように、リアルタイムの防止はWeb3のメインストリームでの普及において重要な役割を果たすでしょう」と、チェック・ポイントのWeb3セキュリティ部門責任者であるダン・ダナイ氏は述べている。
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