コインベース豪州初の暗号資産デリバティブ認可取得と主張 クーコインは異議

  • コインベースが、個人向けデリバティブの承認を得て豪金融サービス免許を取得した。
  • 取引所はまず暗号資産と株式の永久先物を提供し、その後オプションも導入する予定だ。
  • クーコイン・オーストラリアは、2025年10月から規制下の個人向けパーペチュアル取引を提供していると主張している。
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コインベースがオーストラリアで小口デリバティブ商品を扱う権限付きのオーストラリア金融サービスライセンス(AFSL)を取得した。同取引所は、オーストラリアでこの認可を得た初の暗号資産プラットフォームだと主張する。

しかし、クーコインはこれに対し異なる見解を示した。

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コインベース、オーストラリアで事業拡大

コインベースによれば、まず暗号資産および株式のパーペチュアル(永久)先物を開始し、後日オプション取引も提供予定。同社は、小口デリバティブ商品を扱えるAFSLにより、機関投資家だけでなく一般投資家向けにもレバレッジ商品の提供が可能となる。

この展開により、コインベースのオーストラリアでの対象市場は大きく拡大した。これは同取引所が米国で連邦信託会社認可をOCC(通貨監督庁)から取得した直後の状況である。小口向けデリバティブ取引は通常、現物取引よりも取引量・手数料収入が多い傾向。

豆知識: オーストラリアには500万人超の暗号資産保有者が存在し、人口比で世界でも最も高い普及率の一つを記録している。

Coinbase, Source: X

クーコインが反論

コインベースの発表直後、クーコイン・オーストラリアが次のように投稿した。

「コインベースさんへ、ご参考までに、当社は2025年10月からオーストラリアでAFSLに基づく規制対象の小口パーペチュアル(永久)先物商品を提供している。とはいえ、歓迎する。」

クーコインの反応からは、コインベースが小口デリバティブ商品扱いのAFSLを取得した最初の例ではない可能性がうかがえる。クーコインによれば、同社は2025年10月からオーストラリアで規制対象の小口向けパーペチュアル商品を提供中。

なぜオーストラリアが重要か

オーストラリアは暗号資産取引所にとって注目市場である。同国には活発な小口投資家コミュニティと整備された規制制度が存在する。AFSLの取得は取引所に正統性を付与し、制限対象となる商品も提供できるようになる。

デリバティブ取引は取引所による収益性の高いビジネスである。小口利用者層への提供は取引量と収益増加の可能性につながる。

コインベースとクーコインのやり取りは、オーストラリア市場における競争激化を示すもの。規制の明確化が進むことで、さらなる取引所が同様のライセンス取得を目指す可能性。

オーストラリアのトレーダーにとっては、規制された暗号資産デリバティブ取引の選択肢が増えることになる。


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