暗号資産(仮想通貨)取引所のコインチェックおよびGMOコインは、近日中にOMGネットワーク(OMG)の取扱いを停止する。コインチェックは7月25日、GMOコインは7月29日より、取引所、販売所ともに取扱い停止となる。
コインチェックで取扱い停止日時以降もOMGを保有している場合は順次強制売却され、日本円残高に反映される。GMOコインは7月29日以降もOMGの送付には対応しており、ユーザーの資産は自己の暗号資産と分別して管理される。
両取引所は現物取引以外のサービスも順次終了予定で、特にGMOコインの「暗号資産FX」での保有建玉は29日のメンテナンスを目処に同社にて決済されるため注意が必要だ。取扱停止後、OMGはビットバンク、ビットトレード、DMM Bitcoinで取引可能だ。
取扱停止理由について、コインチェックは「OMG Networkのプロジェクト継続性等を総合的に検討し、安定したサービス提供が難しい」と説明。GMOコインは「発行者・プロジェクトの適格性評価や、グローバル流動性不足により、カバー取引やプライス生成の継続が困難」としている。
なお、GMOコインはネム(XEM)の一部サービスも停止予定。ネムの現物取引、「貸暗号資産ベーシック」を除くサービスはOMGと同様、29日を目処に順次終了する。
OMGネットワークはイーサリアムブロックチェーン上で動作するレイヤー2スケーリングソリューションの1つ。暗号資産トラッキングサイトコインゲッコーによると、現在のOMG価格は0.55ドルで、ピーク時から97%減。時価総額は7,800万ドルでランキング295位に位置している。
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