トラスティッド

メタバースに賭けるべきか、Decentraland (MANA)をリストに載せるべきか

5分
投稿者 Shigeki Mori
編集 T

概要

  • Decentralandは406日ぶりに抵抗線を突破した。
  • 0.51ドルのレジスタンス水準を取り戻した。
  • MANAは0.71ドルの抵抗線に直面している。
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DecentralandMANA)の価格は過去2週間で150%上昇し、406日ぶりに抵抗線を突破した。

Decentraland価格は、2021年11月に5.90ドルの史上最高値に達して以来、下降する抵抗線を下回っていた。これにより、2022年12月には0.28ドルの安値をつけた。

MANAの価格はその後跳ね返り、その過程で0.30ドルの水平の下値支持線付近で落ち着きを見せた。0.30ドルのエリアは、水平およびフィボナッチの下値支持線付近であったため、重要な展開と言えた。その結果、これを下回るようなことがあれば、さらなる下落が早まる可能性があった。

この跳ね返り以降、MANAの価格は150%上昇した。先週は、長期下降レジスタンスラインと0.51ドルの水平エリアの両方を突破し、現在、下値支持線としての値動きが期待されている。さらに、週足RSI(相対力指数)は、50を超える動きをしている最中だ。

この場合、MANAトークンの価格は、平均1.10ドルで次の抵抗線に向かって上昇する可能性がある。逆に、0.51ドルを下回る週足の終値は、トレンドがまだ弱気であることを意味する。

MANA/USDT デイリーチャート。 ソース: TradingView

レジスタンスを取り戻すためのMANAの闘い

日足時間軸の動きを詳しく見てみると、Decentralandの価格は0.71ドルのレジスタンスエリアを上抜けするのに苦労していることがわかる。一時的にその上に移動したものの、過去24時間の間に長い上ヒゲ(赤いアイコン)を作り、これは売り圧力のサインとされている。

さらに、日足RSIは、まだ弱気の逆行現象は発生していないものの、極めて売られすぎの状態である。

リジェクトが確認された場合、最も可能性の高いMANA価格分析は、前述の0.51ドル長期サポートエリアの方向への下落であろう。

1月のDecentraland 価格予想が強気となるには、このエリアの奪回が必要となる。

MANA/USDT デイリーチャート。 ソース: TradingView

ブレイクアウト前のリトレースメント

波動のカウントは、Decentraland価格が調整を迎える可能性も裏付けている。デジタル資産は、1月1日に始まった上昇運動の第5波と最終波にあるようだ。もしそうなら、第5波の伸びは桁外れで、第1波と第3波を合わせた長さの2.61倍となる(下記画像・黒線)。

さらに、6時間足のRSIは弱気の逆行現象(緑線)を生成している。これは、波動カウントと0.71ドル付近からの拒否反応と一致している。

下降が続く場合、最も近い下値支持線レベルは0.58ドルと0.52ドルになる。これらは、それぞれ0.382と0.5フィボナッチリトレースメントの下値支持線によって生み出されている。

MANA/USDT 6時間チャート。ソース: TradingView

結論としては、MANAの値動きで最も可能性が高いのは、1月1日に始まった上昇の引き戻しとなるだろう。最も近い下値支持線は0.58ドルと0.52ドルで、週足の終値が0.71ドルを上回れば、この弱気な短期のMANAの予測は無効となる。

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大阪府出身。日本では雑誌編集者、読売テレビ広報記者、豪州では日系メディア編集・記者などを経てフリーに。日本とオーストラリアで20年以上、ジャーナリスト、編集者、翻訳者、ウェブプロデューサーとして活動してきた。近年は暗号資産関連の記事の執筆や翻訳、コンテンツ・マネジメントを行っている。
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