モジュラーブロックチェーンプラットフォームのDymension(DYM)は6日、メインネットをローンチした。
Dymensionはプライベートトークンラウンドで著名投資家から670万ドルの資金を調達。バイナンスを含む暗号資産取引所などは同日、DYMの上場を発表した。DYM価格は、メインネット立ち上げ後に40%急上昇し、取引量は約2億4600万ドルに達した。本稿執筆時点で、DYMは約5.23ドルで取引されており、プロジェクトの時価総額は7億2812万ドルにのぼり、時価総額ランキングは88位に位置している。
Dymensionは、エアドロップは、全供給量の7%にあたる約700万DYMトークンを暗号資産コミュニティの様々なステークホルダーに配布し、そのうち約52万8,23のウォレットが実際にクレームを行い、残りは他のユーザーに再配布された。同エアドロップは、Celestia、Cosmos、Osmosisのステーカーや、L2およびソラナネットワークのユーザー、一部のNFTコレクションの保有者に対して行われた。DYMが2024年におけるトークンエアドロップの総価値に基づき、二番目に大きなエアドロップであること。
Dymensionとは?
DymensionはCosmosのIBCプロトコルを駆使したブロックチェーンで、アプリチェーン(RollApps)の展開を可能にする。技術はブロックチェーン間の安全な相互接続を実現し、モジュラーブロックチェーンとして、効率的かつ拡張性のあるユーザー体験を提供することを目指している。Dymensionは分散型アプリケーション(dApps)用の「RollApps」とレイヤー1側の「Dymension Hub」で構成される。
Dymensionは、開発者が効率的にアプリケーションを構築・展開できるよう設計されたネットワークで、RollApps(モジュラーブロックチェーン)がCelestia、Avail、NEARなどの外部ブロックチェーンにトランザクションデータを公開し、データの透明性と検証可能性を高めることで、データの可用性を向上させている。開発者は、Cosmos SDKに基づくRollApp開発キット(RDK)を使用して、セキュリティ、流動性、接続性を備えたアプリケーションを容易に作成できる。RDKは、必要なツールとプリビルドモジュールを提供し、アプリケーション開発のプロセスを簡素化する。Dymensionは、このようにしてデータ市場の競争を促進し、エコシステム全体のスケーリングと効率性の向上を実現している。
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