イーロン・マスク氏のXChat、初日でChatGPTやClaude上回る

  • XChatはiPhone向けに公開後、数時間で米国のApp Storeで1位を獲得した。
  • 暗号化されたXメッセージングアプリがChatGPTを2位に、Claudeを3位に押し下げた。
  • Xマネー決済および将来的な暗号資産対応が今後のロードマップ上に位置づけられている。
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イーロン率いるXの単体メッセージアプリ「XChat」が、iPhone向けのリリースから数時間以内に米国App Storeで首位を獲得した。OpenAIのChatGPTやAnthropicのClaudeを押しのけてトップに立った。

順位急上昇は、メッセージング、AI、暗号資産決済を一体化したXブランドの「スーパーアプリ」構想に、イーロン氏が早くも一定の成果を上げた形。

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XChat、無料アプリチャートで首位

Xプロダクト責任者ニキータ・ビール氏が土曜朝に共有したApp Storeのスクリーンショットでは、1位がXChat、2位がChatGPT、3位がClaude。ビール氏は短いコメント付きでこのチャートを再投稿した。

ビール氏は昨年Xに参画し、消費者向け成長戦略を統括。過去にはソーシャル系アプリTBHやGasもランキング首位に導いた実績を持つ。

今回の実績により、プライベートメッセージアプリが米国でも著名なAIアシスタント2本を上回った。ChatGPTは過去1年で無料アプリ部門のトップを維持してきたが、Claudeもその後を追走していた。

XChatはRust製で、Xが「ビットコイン型暗号化」と呼ぶ方式を採用。エンドツーエンド暗号化チャットや、音声・ビデオ通話、ファイル送信機能を提供し、電話番号は不要。

グループチャットは最大481人まで参加可能。今後数週間以内に上限を1000人に引き上げる計画。統合型Grokアシスタントにより、会話中のファイル要約やメッセージ下書きができる。

Xマネーと暗号資産決済もまもなく?

ダウンロード急増は、XChatがイーロン氏の包括的な戦略の一部であることにも意味がある。Xはビザと連携する決済「Xマネー」ウォレットをメッセージアプリ公開後、間もなく展開予定と発表している。

ロードマップはまず法定通貨による個人間送金から開始。暗号資産の対応は今後追加予定。これにより、XChat利用者はアプリ内でワンタップ送金が可能となる。Xは全米40州以上で送金業ライセンスを取得し、規制上の障壁を一部クリアした。

今回の公開でXChatはメッセージング分野でWhatsApp、Telegram、Signalと競合関係に。決済対応後はPayPalやVenmoとの競合も見込まれる。トレーダー層にとっては、CashtagsやXマネーがグループチャットと連携することでさらに重要性が増す。

XChatが首位を維持できるかは、新規ダウンロード数より利用継続率が左右する。次の試練は、Xマネーの本格稼働や、イーロン氏の壮大な構想の一環として暗号資産決済が実装されてからが本番。ローンチ後の注目度が落ち着いた段階で首位を守れるかが最大の課題となる。


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