シンガポールのゲームコミュニティ企業エンジン(ENJ)は13日、新たなレイヤー1ブロックチェーンである「Enjin Blockchain」をローンチした。同ローンチによりEnjin-Efinityのコミュニティは統合され、統一されたENJが運用される。同社は6月にEnjin Blockchainが6月に発表しており、コミュニティからの反応は圧倒的に肯定的だったと評している。
Enjin Blockchainは新たなレイヤー1プロトコルであり、NFT機能をプロトコル層でサポートする。同プロトコルはEnjinのアプリ層(Enjin Wallet、NFT.ioマーケットプレイス、Enjin PlatformのNFTノーコード統合、Beam NFT QRコード配信システム)によって構成される。Enjin BlockchainはSubstrateフレームワークを基づき、スマートコントラクトに頼らずにNFTの作成、使用、転送などの機能が使用が可能だ。
- サブストレイト(Substrate)とは、ポルカドットの開発フレームワーク。サブストレイトは、ポルカドットや他のパラチェーンを構築するための柔軟で拡張性のあるツールセットを提供。開発者は、サブストレイトを使用して独自のパラチェーンを構築し、カスタマイズすることが可能。
加えて、Efinity Matrixchainは公式にEnjin Matrixchainに変更となる。すべてのEfinityデータは引き継がされ、SubstrateベースのEFIは自動的にENJに変換されるという。Enjin Blockchainは、既存のEnjin app layerとの連携もなされており、アップデートを通じて、新しいチェーンとの統合が簡単になる。
ローンチ後、Efinity MatrixchainはEnjin Matrixchainとして公式に統合される。エンジンコインはERC-20からSubstrateベースのEnjin Blockchainに1:1で移行し、Efinity トークン(EFI)は4:1の比率でENJに交換される。両暗号通貨の移管に関して同社は、Enjin Walletアプリでトークンを保管するのが最も簡単な方法であり、アプリ内で簡単に移行や交換が可能であることから自社プロダクトでの保管を推奨している。
ローンチ後はガバナンス、ステーキング、早期ガバナンス報酬に参加する機会が提供され、Enjin WalletアプリからENJをノミネーションプールに委任できる。早期参加者が新しいチェーンのガバナンスとバリデーター監督に即座に参加するように、早期ガバナンス報酬として最大2億5000万ENJが用意されている。
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