エリック・トランプ氏は、ラスベガスで開催されたBitcoin 2026カンファレンスにおいて、ビットコインは1BTCあたり100万ドルに達すると予測した。
この発言は、暗号資産へのトランプ家の一貫した支持を示すものである。業界に対する連邦政府の強力な支援を示唆する内容。
100万ドルビットコイン予測
ラスベガスで発言したエリック・トランプ氏は、自身の確信について明言した。
「ビットコインは100万ドルに到達する。私は絶対にそう信じている」と同氏はカンファレンスの聴衆に語った。
この予測は、ビットコインの現在の価格7万6000ドルから約13倍の上昇に相当する。こうした予測は業界イベントで頻繁に見られるが、エリック・トランプ氏の発言は重要な政治的意味を持つ。同氏の家族の影響力が連邦政策や世論形成に及ぼす影響は大きい。
強気派と懐疑派の対立
マイケル・セイラー氏はさらに強気の予測を示した。 同氏は、デジタル与信の普及がビットコインを1BTCあたり1000万ドルに押し上げると主張。ビットコインが世界の主要な準備資産となるとみる。
一方で、この見解に懐疑的な声も強い。ピーター・シフ氏はストラテジーのビットコイン積み増し政策を批判。同氏は、同社の配当面での圧力が高まっていると警鐘を鳴らす。
さらに、シフ氏は、マクロ経済環境が大きく悪化すればビットコインが1万ドルまで下落する可能性にも言及した。これはトランプ氏の強気な見通しとは対照的。
トランプ政権、暗号資産推進を明確化
トランプ政権は、連邦政府レベルで明確な暗号資産支持姿勢を示している。ホワイトハウスは最近、戦略的なBTC備蓄の導入に強い関心を示した。過去政権が暗号資産に懐疑的なスタンスだったことから、大きな方針転換となる。
さらに、政権は暗号資産寄りのSEC議長ポール・アトキンス氏を任命した。連邦政府による業界支援の意思が明確に示された。こうした政策の整合性がBTCの価値向上に有利な環境を作る。
ビットコインが100万ドルに到達するためには
100万ドル実現にはいくつかの重要条件が必要。まず、金融システム全体で機関投資家の採用が飛躍的に進むことが前提となる。
次に、デジタル与信商品が実験段階から主流の金融商品として普及する必要がある。また、ビットコインはスタグフレーションや地政学リスクなど大きなマクロ経済の逆風を乗り越える必要もある。
持続的成長には連邦レベルでの明確な規制も不可欠。エリック・トランプ氏の予測は、政策の継続的な暗号資産支持が続くことを暗黙の前提としているが、現在の選挙サイクルを超えた先は不透明。
エリック・トランプ氏の予測は、トランプ家がビットコインに強い信念を持つ姿勢の表れ。この目標の実現可否は、デジタル与信インフラの拡充やマクロ環境次第となる。
この発言は今後もビットコインへの連邦支援を示唆。過去政権の懐疑的な姿勢とは大きく異なる。連邦政府の支援次第で、高値を後押しする政策への転換も期待できる。





