AI費用見通し受けメタ株1750億ドル急落

  • メタの株価は、2026年のAI設備投資見通しを1,450億ドルに引き上げた後、10%下落した。
  • JPモルガンはメタの格付けを中立に引き下げ、目標株価を$725に減額した。
  • 第1四半期の売上高は33%増の563億1,000万ドルとなり、2021年以来で最も高い成長率となった。
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メタ・プラットフォームズ(META)の株価が木曜日に約10%下落し、時価総額はおよそ1750億ドル減少した。2026年の設備投資見通しが1250億~1450億ドルへと引き上げられたことが売りを誘発した。

この下落は、約半年ぶりとなる1日あたりの最大下落率となった。なお、2026年第1四半期の決算は、売上高・利益ともにウォール街予想を上回った。

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設備投資増額でMETA投資家に警戒感

本稿執筆時点で、META株は606.43ドルで取引されており、過去24時間でほぼ10%下落。時価総額は本日だけで最大1750億ドル失った。

META株価パフォーマンス
META株価パフォーマンス 出典: TradingView

今回の新たな投資額レンジは、1月時点のガイダンス(1150億~1350億ドル)から約7%上振れとなった。

スーザン・リーCFOは、増額の理由としてメモリーチップ価格の上昇を挙げた。また、人工知能(AI)インフラに関連する追加のデータセンターコストも指摘した。

JPモルガンのダグ・アンムスアナリストは、メタの格付けを中立に引き下げ、目標株価を825ドルから725ドルに下方修正した。レポートではフルスタックAI競争の激化とリターン獲得が困難化していることが指摘された。

第1四半期だけで設備投資は198億ドルに達し、ビッグテック全体のAIインフラ投資競争と歩調を合わせている。

増益インパクトは陰る

メタの売上高は563.1億ドルで前年同期比33%増。2021年以来の高い四半期成長となった。純利益は268億ドル(1株当たり10.44ドル)だった。米財務省の研究開発(R&D)ガイダンスに関連した一時的な税制メリット80億ドルも寄与した形だ。

広告収入は堅調を維持。AIを活用したコンテンツ推薦機能がリールや動画で利用者の関与を押し上げた。

ただ、設備投資の増額を巡る売りの反応は過去のメタと同じ展開。好調な業績を支えるファンダメンタルズよりも、支出増への懸念が再び強く意識された。

マーク・ザッカーバーグCEOは決算発表でこの方針を擁護した。同氏は高水準の投資を、メタのAI事業戦略への強い自信の表れであると説明した。

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