トラスティッド

イーサリアム、EIP−4788をテストへ|Deneb・Cancunアップグレード

3分
投稿者 Shota Oba
編集 Shigeki Mori

イーサリアムの開発団体イーサリアム・ファウンデーションは4日、イーサリアムのコア開発者会議#108で、Denebアップグレードに関する進捗を検討し、EIP-4788とEIP-6987のテストを行うことで同意した

イーサリアムのアップグレードは、実行層(エクセキューション・レイヤー)とコンセンサス層(コンセンサス・レイヤー)を対象にアップグレードが実施される。次回の実行レイヤーのアップグレードは「Cancun」と呼ばれており、コンセンサス・レイヤーのアップグレードは「Deneb」と呼ばれている。

同会議のメインテーマはDenebアップグレードへのEIP-4788およびEIP-6987の導入、そしてSSZタイプの将来の互換性についてであった。EIP-4788は、ブロックチェーン上の情報を確実に検証できるようにすることで、ステーキングプールやブリッジングアプリケーションなどのさまざまなスマートコントラクトが利益を得られるようにする計画だ。一方でEIP-6987は、セキュリティ上の理由から、不正行為を行ったノードが新しいブロックを作成することができないようにする提案となっている。加えて開発者たちは、新しいデータ表現形式であるSSZタイプが、将来のアップグレードとの互換性や、現行の表現形式であるRLPへの最適化について引き続き議論する予定である。

  • SSZ(Simple Serialize):Ethereumで使用されるデータ表現形式の一つ。
  • RLP(Recursive Length Prefix):Ethereumで使用されるデータ表現形式の一つ。
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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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