詳細を見る

イーサリアムの大型アップグレード-4/12実施

4 mins
記事 Harsh Notariya

ヘッドライン

  • イーサリアムのメインネットが、4月12日上海ハードフォークでアップグレード
  • テストネット「ゴエリ」のアップグレード参加者は少数
  • 上海ハードフォーク後、バリデータはビーコンチェーンからETH引き出しが可能に
  • promo

イーサリアムのコア開発者たちは、先日のゴエリ(Goerli)テストネットに続き、メインネットの上海ハードフォーク(イーサリアムの大型アップグレード)を4月12日に実行する。

イーサリアム開発者のティム・ベイコ(Tim Beiko)氏は、エクセキューション・レイヤー・ミーティング156(Execution Layer Meeting 156)のライブ配信で、上海ハードフォーク【シャペラ(Shapella)とも呼ばれる】の実行日を発表した。担当チームは、ギットハブ(GitHub)での開発者投票を終えた後、エポック620,9536で上海(ハードフォーク)を(イーサリアムの)メインネットで実行する予定。

テストネットでは関心が低かった上海ハードフォーク

15日の水曜日、ゴエリテストネットは永久分岐(hard forked)されたが、開発者の参加は少なかった。上記ベイコ氏はTwitterに「ETHが無価値であることを考えると、バリデータにとっては運用/監視するインセンティブが低い 」と記している。

ベイコ氏は、ゴエリテストネットとは異なり、メインネットの実行はスムーズに進むと考えている。同氏は、テストネットのノードは 「おそらくメインネットのノードよりも少ないリソースで運用されている 」と説明している。

(他方イーサリアムの)アップグレードで様々な遅れが出ていることに、不満を抱いているユーザーもいる。

上海ハードフォークは、ビーコンチェーン(Beacon Chain:イーサリアム2.0のブロックチェーン)から、ステークされたイーサリアム(ETH)をアンロック(ロック解除)できるため、ユーザーには救いとなる。イーサリアムは昨年マージを行い、プルーフ・オブ・ワーク(POW)からプルーフ・オブ・ステーク(POS)のコンセンサスメカニズムに移行したが、上海ハードフォークはそれ以来の最大のアップグレードの1つとなる。

同アップグレードにより、現在の供給量の14%を占める1600万ETH以上がアンロックされることになる。

この記事について 、またはその他ご質問などございましたらメール、またはTikTokFacebookTwitterからお気軽にお問い合わせください。

BeInCryptoの最新のビットコイン(BTC)分析は、こちら=>ここをクリック

ベスト暗号資産取引所

Trusted

Follow us on:

X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル

免責事項 - Disclaimers

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

Takashi-HIgashi-new.jpg
Takashi Higashi
国際広報、海外の先端技術調査、海外企業との提携等をこれまで行ってきました。ここ数年、暗号資産に関心を持ってウオッチしています。
READ FULL BIO
スポンサー
スポンサー