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Fortuneが暗号資産業界ランキング「Crypto 40」を発表

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米ビジネス誌のFortune(フォーチュン)は10日、「Fortune Crypto 40」と呼ばれる暗号資産業界初のランキングを公表した。Crypto 40では8つのカテゴリーから構成され、それぞれ5位までのランク付けされた受賞者がランキングされている。

8つのカテゴリーには、中央集権型金融(CeFi)、伝統金融(TradFi)、ベンチャーキャピタル、NFT、データ、インフラ、分散型金融(DeFi)、プロトコルが含まれている。

フォーチュンは、米市場調査会社Researchscapeが実施した200人以上の金融機関幹部に対する調査をもとに、さまざまな経験的指標、基準に基づいて審査を実施。「公正かつ厳密」で、信憑性の高いランキングとして知られている。加えて、基準の制定は暗号通貨ジャーナリストのロブ・ スティーブン氏が協力した。同社は「このようなランキングはたくさんあるが、そのほとんどすべてが一握りの編集者の主観的な好みを反映しており、ほとんどは企業ではなく人格に焦点を当てている」と述べた。

プロトコル部門の1位ではビットコインを押さえ、イーサリアム・ファウンデーションが1位に。ビットコインは2位となり、イーサリアムのスケーリングソリューションを開発するポリゴン・ラボが3位となった。4位にはソラナエコシステムを開発するソラナ・ファウンデーションがランクイン。アービトラムを開発するOffchain Labsが5位を獲得した。

CeFi部門ではコインベースがトップ、バイナンスとクラーケンが2位と3位に続いた。NFT部門では、最大のNFTマーケットプレイスOpenSeaがトップに輝いた。一方で、DeFi部門では5位までにランクインしたユニスワップリドMakerDAOアーべ、およびカーブの全てがイーサリアムチェーンのDeFiプロトコルとなり、イーサリアムチェーンの独壇場となった。

同ランキングの発表は、新興業界である暗号資産業界に欠けている透明性を取り戻し、健全なビジネスを慣行する企業に対し、敬意を表することを目的としたという。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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