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FTX、負債トークンの発行は一切行っていないことを表明

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FTXが公式に負債トークンは行っておらず、市場にある負債トークンとは無関係であることが明らかに

本日2月17日にFTXの公式ツイッターで発表された声明によると、FTXは公式、また提携先を介して負債トークンの発行などは一才行っておらず、FTXの関連会社を名乗る団体からの詐欺に注意するよう、関係者に呼びかけている。

公式の発表では、「FTXのお客様を利用しようとする第三者による詐欺や不正行為が活発に行われていることを認識おり、 FTXの債務者またはその代理人は、顧客資産の返還または返還見込みに関連して、金銭、手数料、支払い、または口座のパスワードのいずれも要求しませんので、ご注意ください。」と注意喚起のコメントを公表。

FTXを捜査する当局は、FTXが犯罪を目的とする資金のために管理されていたと主張しており、チャプター11の申請後、当局の捜査が入るも、何十億ドルもの資金が現在も行方不明の状態である。この状況に追い打ちをかけるように、市場に出回っている非公認の負債トークンが顧客の資金をさらに流出させかねないだろう。

Huobiが発行した$FUDは一体何だったのか

大手取引所のHuobiはFTXの負債トークンである$FUDを2月5日に上場させた。価格においては適正価格は$1−5の間が適正価格とするも一時$115まで高騰し、市場で大きな話題を呼んだ。この件に関してHuobiも見解を発表し、適正価格はバーン後に1FUDあたり$10の価値となり、$50までの間のレンジを推移するのが適正価格であると発表。さらにHuobiのグローバルアドバイザーのJustin Sun氏は1800万ドルのFUDトークンがバーンされ、全てのホルダー達は10倍のリターンを得たとツイート。しかし現在、$FUDを発行するDebtDaoは2月8日以来ツイートを更新しておらず、今現在、公式のwebサイトも存在していない。FTXが公式に声明を挙げた今、Huobi、およびDebtDaoに$FUDとは何だったのか説明責任が問われている。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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