暗号資産取引所GMOコインなどを抱えるGMOインターネットグループは11日、サイバー攻撃対策事業を展開する子会社・GMOサイバーセキュリティ byイエラエが陸海空3自衛隊に属するサイバー部に対し、最新の技術教育とセキュリティインシデント発生時の具体的な対応策について、演習を通じた実践的なトレーニングを実施したことを報告した。
陸上自衛隊システム通信・サイバー学校の教育課程であるシステム防護課程における教育の一部を受託した形で7月22日〜8月1日に実施された。
今回のトレーニングは、自衛隊サイバー防衛隊をはじめとした陸海空3自衛隊に属するサイバー部隊の幹部から曹クラスまでの約50人が参加、セキュリティインシデント発生時の具体的な対応策を、演習を通じて学習した。
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カリキュラムは、GMOサイバーセキュリティ byイエラエのスペシャリストが設計した。同カリキュラムを設計した同社のスペシャリストは、世界最大級のセキュリティカンファレンス「DEF CON 32」「Cloud Village CTF」で世界1位を獲得している。
同カリキュラムは、最新のサイバー攻撃の脅威に対応するための具体的な技術と知識を提供し、理論だけでなくチームワークを重視した実践的な教育内容。参加者はより実践に近いシナリオを通じて、効果的な防御策を習得した。
防衛省は23年8月、中国軍によってハッキングされ最も機密性の高い情報にアクセスされたと米ワシントン・ポスト紙などに報道されたが、同省は否定していた。また、22年には、政府が運営する電子サイト「e-Gov」など計4省庁23サイトが親露派ハッカーに攻撃を受け閲覧できなくなるなど、サイバー・セキュリティの脆弱さを懸念されている。
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