グーグルクラウドは9月29日、イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーン「ポリゴン(Polygon/MATIC)」へバリデーターとして参加した。グーグルクラウドがバリデーターとして稼働を開始したのは、Polygon PoSネットワーク。
同ネットワークでは、バリデーターが暗号通貨ポリゴンをステーキングしてノードを運用することで、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)コンセンサスに参加し、セキュリティを確保する。日本居住のユーザーも、ポリゴン・ステーキングの公式サイト上で自身のMATICトークンをバリデーターに委任(デリゲート)し、ステーキング報酬を得ることが可能。
グーグルクラウドとポリゴン開発企業Polygon Labsは4月、長期的な戦略パートナーシップを締結。グーグルクラウドは各種インフラや開発ツールを提供し、「戦略的クラウドパートナー」としてPolygonをサポートする方針を明らかにしていた。
ポリゴン・ネットワークはイーサリアムの外部チェーンで実行され、高速な取引処理と格安の取引手数料(ガス代)を実現するスケーリング・ソリューション。イーサリアム仮想マシン(EVM)との互換性を持ち、スマートコントラクトを用いて分散型アプリケーション(DApps)を作成できる。
暗号通貨ポリゴン、一時9.5%上昇
暗号通貨ポリゴン(Polygon/MATIC)は、コインチェックなど国内各取引所で取り扱いがある。そのため、日本居住のユーザーは日本円で直接購入することが可能。9月29日夜時点でMATIC価格は0.5211ドルだったが、その後続伸。2日朝には0.57ドル台に達し、上昇率は9.5%を記録した。現在価格は0.5623ドル。
米国では10月1日から始まる新年度を目前とした30日夜(日本時間1日午後)、米議会上下両院で暫定予算案が可決し、政府閉鎖(ガバメント・シャットダウン)を回避した。これを受け、暗号資産市場では2日朝より全面高が観測された。
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